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お休みについて

 きょう、来週の日曜の8月6日は営業していますか?、という問い合わせがありました。
 
 「モミの木」は月曜・火曜定休。

 8月6日はいまのところ、休む理由がありません。

 お問い合わせのお客さまは、来週は七夕さまだからお休みかもしれない、と思われたようですが、仙台の人間でもなく、ドイツモードの私には思いも寄らないお電話でした。

 ほんらい、キリスト教国のドイツでは日曜は安息日。公共交通機関や美術館、駅構内の小売店、許可をとった飲食店以外は、街がいっせいに休みます。
 それが、どんなに心が落ち着くことかを知っていると、自分が悪いことをしているような気もしますが、はたと、日本では日曜は静寂よりもむしろにぎやかさ、ということを思い出して、罪悪感を打ち払っています。 

 札幌に夫の転勤で住んでいたとき、特に出かけない土曜や日曜日には、よく散歩がてら珈琲を飲みに行っていました。窓辺に活けられていた花が気にいって入ったお店で、珈琲を飲みながら自分では買わない雑誌を読んで過ごすのも、「あー、暖まったね」と言って白い息をはきながら雪道を帰るのも、楽しいものでした。

 それに、ふだん仕事をしている人こそ、日曜日くらいだれかにお茶を淹れてもらって、後片付けに煩わされることなく自分の時間を過ごすのが必要、と思っているので、日曜日は営業しているのです。

 ところが、「モミの木」では、日曜がいちばん静かな日です。女性のグループのお客さまがいらっしゃらないので、ほんとうに本や雑誌を読んでゆっくりしていただけます。

 きょう、いつもご姉妹でいらっしゃるお客さまが一人で見えて、ゆっくりしていってくださいました。帰りがけに「あー、これで1週間また頑張れるわ」と言っていただきましたが、こちらこそその一言に「あー、これでまた1週間頑張れる!」のです。


 というわけで、何もなければ、日曜日は平常どおり営業いたしております。
 看板は原則として出しておりませんが、営業はいたしております。
 (「モミの木」はお店というより、私が知っているドイツの家の居間を目指しています。)
 どうぞ、ゆっくりなさりにお出でください。
 お待ちいたしております。

 なお、お盆休みはいただきますので、別途お知らせいたします。

おとりよせネットに紹介されました!

 ご報告が遅くなりましたが、7月20日「モミの木」のケーゼクーヒェン(チーズケーキ)がお取り寄せのくちコミ情報サイト、おとりよせネットhttp://www.otoriyose.netにて紹介されました!

 そのトップページのカテゴリーの中から洋菓子をクリックしていただくと、ケーゼクーヒェンを召し上がった方のコメントがご覧いただけます。

 「ドイツのおばあちゃんのチーズケーキって?」という方、ぜひ、参考になさってください。

 実は、私のほうもいただいたコメントが大変に参考になり、励みにもなりました。
 というのも、「少しでも多くの方に、ドイツの家庭のお菓子を!」とお菓子の販売を始めたのですが、お取り寄せのお客さまの場合、お菓子がすべて。「モミの木」にいらしていただければ、テーブルや空間のコーディネート、一緒にお出しする紅茶の助けから、お菓子だけが取り沙汰されることもないと思いますし、お客さまの表情やお話からお菓子がどうだったのか知ることができます。それがわからないお取り寄せでは、私も不安を拭い切れませんでした。

 そんなわけで、お客さまのお声を聞けて、私もほっとしています。
 目標は、いつか、「ドイツのお菓子って、バウムクーヒェンやザッハートルテだけじゃないのよ!」とお客さまに言っていただけること。さらに、このコラムを更新して、「ドイツって、ビールにサッカーだけじゃないのよ!」と知っていただくこと。
 「おいしい!」とおっしゃっていただいたお客さまを裏切らぬよう、大事にお菓子を作っていきたいと思います。 

 ひとまず、三日坊主や終盤にまとめ書きした夏休みの日記状態にならぬよう、お約束して。
 
 

どうして私がモミの木のオーナーに?vol.1 ドイツの小学校で授業!まで

IMG_0018.jpg「モミの木」は、私がオーナーと言っても、私一人で、お菓子を作り、お昼の準備をし、掃除の他、テーブルのクロスのコーディネートと花のアレンジ、さらに庭仕事に冬は雪掻きなど、ふつうの主婦がやる仕事をしています。ただその主婦の仕事には、私の場合ドイツでの経験がベースになっているのです。

ドイツに滞在したのは、(財)インターンシッププログラムスの派遣。北ドイツのHannoverハノーファーのカトリックの小学校で、ドイツ語で「日本のくらしや文化(折り紙やお習字、そろばんなど)を紹介しつつ、生きたドイツ語を学ぶ」というのが目的でした。受け入れは最長1年まで可能でしたが、私の場合1988年の秋から1989年の春にかけての半年間です。

なぜドイツの小学校での授業の話に飛びついたか、と言えば、私が自分の語学力をも顧みない向う見ずなB型人間だったせいでしょうが、ドイツ語を習うには「行っちゃえ!その方が絶対早い」と考えたからでした。どうしてドイツ語ができるようになりたかったのか、と言えば、卒論のテーマを、旅行で立ち寄った3月なのに寒くて暗いドイツに惹かれてしまいこの国を知るため中世も終わるころの社会を調べることにしたのですが、日本語の資料不足に直面。卒論で読みたかった資料も読めなかったがために、「えい、ドイツに行っちゃえ!」となったのです。東京のゲーテインスティテュートで学んではいましたが、ドイツ語は初歩の段階。高校の世界史の講師の経験と、そろばん、書道などができたことが、派遣につながったかもしれません。

こんな私の授業ですから、たいしたことができたわけでもありません。折り紙や習字、スライドを見せながら日本のくらしの話をする授業のほかは、一日の大半は子どもたちと一緒に授業を受けたり、算数の授業では先生のサポートとしてわからない子どもたちの面倒をみていました。こうしたなかで、算数のわり算の計算の書き方が日本とはちがうこと、体育の授業の準備運動に流行の音楽をかけながらでも問題のないこと、ドイツ語の書き取りには万年筆を使うことなど表面的な違いのほかに、ドイツの教育で重視していること―― 子どもに自分の考えを持たせること、何に対してもにも無批判に受け入れるのではなく種々の要素を考えて判断させることなど―― にも気がつくようになりました。

つづく

おいしい!紅茶の淹れ方

●基本の分量…
 一人分=注ぐお湯の量350cc=ティーカップ2杯半分=マグカップ2杯分

●好みの茶葉…
 ティースプーンまたはティーキャディースプーン2杯
 茶葉が大きければ山盛り、小さければすりきり。
 ティースプーンはコーヒースプーンよりもひとまわりほど大きなサイズ。 
 コーヒースプーンしかないときは、多めに加減を。
※イギリスでは、ティーカップ1杯につき、ティースプーン1杯の茶葉と言われていますが、硬水と軟水との違いがあり、軟水の日本ではミネラル分が少ないため硬水よりお茶の味がストレートに出ます。そこで、お湯の量を多めにしています。

●牛乳………
 できれば、「低温殺菌牛乳」をぜひ!
※ドイツやイギリスなど大半の国々では、牛乳の風味を損なわない65℃前後で30分じっくり殺菌されたものですが、日本の牛乳の主流は120℃ほどの高温で約2秒間殺菌されたもの。ときに、たんぱく質の焦げたような硫黄臭、卵をゆですぎてしまったときのような臭いのするものがありますが、低温殺菌牛乳には牛乳本来の甘い風味があります。ぜひ、お試しを。

①ポットとカップはあらかじめお湯で温めておく。
②蛇口から勢いよく出した水を多めに火にかけ、強火で一気に沸かす。
※やかんに残っていた水には酸素があまりないので、茶葉がうまくジャンピングできません。また、沸かす量が少なくても、茶葉がうまくジャンピングしません。やかんに残っていたお湯や水は、ポットなどを温めるのに使ったり、もしくは、そこに汲みたての水を多めにたして沸かしてください。
③お湯が沸きはじめたら、ポットの保温用のお湯を捨て、基本の分量の茶葉を入れる。
④お湯の表面に500円玉ほどの泡がぽこぽこ出たら、一気に注ぐ。350cc。
⑤茶葉の大きさにあわせて蒸らせば、出来上がり。
※目安は、茶葉や好みにもよりますが、小さな茶葉で3~4分、大きな茶葉で5~6分。渋くなってしまったら、ミルクやお湯をカップに差して調節を。

  どうぞ、楽しいお茶の時間を!

*同様に、茶葉2杯にお湯240ccを入れて蒸らしたものの半量を、氷を7~8個入れたグラスに注げば、おいしいアイスティーの出来上がり。なお、氷に対して熱い紅茶が多すぎると薄くなりすぎます!ご注意を。