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Guten Rutsch! よいお年を!

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いよいよ2006年も残りわずか。
 「モミの木」のネットショップは昨日30日まで。6時半ごろ集荷に来てもらって、仕事納めとなりました。
 この1年どうもありがとうございました。
 思えば、去年の今ごろはサイトを開きたいものの製作はどこに頼めば…?と電話帳やネットで調べていたものです。それが、こうやって、自分の行ったことのない、知らない街のお客さまにお菓子を送って仕事納めができる。まったく有難いことです。

 ところで、今朝の新聞でも2006年を総括する特集がありました。ここで、私も自分の備忘録をかねて、順に振り返ってみたいと思います。(敬称略)

 2006年1月 5日 仕事始め、地元紙『河北新報』月1発行の『河北アルファ』のドイツ特集にて紹介
  3月25日 地元出版社の2年に1度刊行の『食道楽百科』にて掲載
            この掲載を契機にランチはすべてご予約のみとさせていただく。 
4月18日 菓子製造業の営業許可取得
            Teestubeドイツの家庭のお菓子を提供する紅茶店として、飲食店のみの営業許可を取得して出発したのが、買って帰りたい!という思いがけない声に励まされ…。
6月 5日 実店舗の紹介とネットショップとをかねたサイトhttp://www.tannenbaum.jpオープン
            当初の4月公開の目標が、何とかドイツW杯開幕前に実現!
 7月20日  ドイツのおばあちゃんの味のケーゼクーヒェン(チーズケーキ)が思いがけず、お取り 寄せのくちコミサイト『おとりよせネット』http://www.otoriyose.netにて紹介
9月 1日  小学館運営のサイト『マフィンネット』のお取り寄せ特集にて紹介
 10月25日  地元老舗情報誌『せんだいタウン情報 S-style』の「お散歩手帖」にて紹介
      同     地元配布の情報誌『仙台.ルヴォン』にてケーゼクーヒェンの紹介 
11月 8日  FM石川の『亜美のデリスタジオ』のコーナーにてくるみとバナナのシュトロイゼルクーヒェンの紹介
    

 上記のように、いろいろと「モミの木」やケーゼクーヒェン(チーズケーキ)などの紹介をしていただき、まったく思いがけないことの連続でした。
 今年の前半は、まずこのサイトの公開が目標で、やっとドイツワールドカップ直前にオープンした後は、何だかドイツW杯がもっと前の年だったような気がしています。今回のドイツチームの試合は行け行け!サッカー。それに、クリンスマン監督という見ているだけでも楽しい!元気がもらえる存在がいましたが、同じ年だった感がありません。 
 
 コラムは、サイトオープンから1ヶ月ほどしてようやく公開。ドイツの話や黄葉云々、俳句の話など記したおかげで、少々時間の感覚が麻痺した私には、これがよい備忘録になっています。
 来年は、この備忘録のコラムの更新を通して、ドイツはもっぱら、ビールにサッカー、ソーセージに車のイメージという方、あるいはまったくドイツは知らない、ドイツに興味もないという方にも、何かしらドイツのことを知っていただけたら…、あるいはそれまでとは別の顔も知っていただけたら…と思っています。
 どうぞ、2007年もよろしくお願いいたします。
 その前にGuten Rutsch ins neue Jahr !(グーテン・ルッチ・インス・ノイエ・ヤール!) よいお年を!

 写真は、今年使ったカレンダー。私がふだんお菓子をカットしたりする作業台の脇の壁です。ウォーホルの猫の作品ばかりを集めたものでした。
 ウォーホルは、例のキャンベルのスープ缶やモンローの作品しか知らなかったのですが、ツンと澄ました猫や愛くるしい猫のほか、教会に向かってとぼとぼ歩いて行く猫の後ろ姿の作品も収録されています。
 12月は、ご生誕の祝福の場面。『無題』とされていますが、天使と羊、贈り物を携えお祝いに来た3人の真ん中には、何と、マリア様とイエス様ではなく、グレーの母猫と仔猫が5ひき。思わずニヤリとさせられました。


 では、みなさま、どうぞ、無事に新年を迎えられますように、そしてよいお年になりますようにお祈り申し上げます。

クリスマスの本①1ページめ

クリスマスの本①Seite 1.JPG

 先日大事にしているクリスマスの本をご紹介したところ、中の絵を見てみたいというお声を頂戴いたしました。

 その1ページめです。
 イエス様ご生誕を表した絵本なので、まず、ベツレヘムの町の上空にひときわ光り輝く星の出現から始まるのです。
 クリスマスの準備期間であるアドヴェントの頃から、カトリックの多い南ドイツでは、クリスマスの市や教会などにクリッペが飾られますが、そのご生誕の情景を表したクリッペの屋根にもこのような大きな星が飾られています。また、窓ガラスに星のオブジェを飾った家もあります。
 これらはどれも、イエス様ご生誕を知らせる星のエピソードに基づくものなのです。

 この絵本は、どのページも絵が美しく、ドイツ語も簡潔。ドイツに着いたばかりの週末、右も左もわからぬまま連れて行かれたハノーファーのメッセ。あまたある中からよくぞ見つけたと、自分を褒めてやりたくなる本との出合いでした。

テーブルクロス

テーブルクロス.JPG
 
 先日アドヴェント3週目に新しいテーブルクロスを下ろしました。
 クリスマス前なので、ほかのティーテーブルにはクリスマスカラーの赤を1枚、緑を2枚使っていますが、新しいクロスはベージュの円形のクロス。写真ではいちばん奥の窓側のテーブルのものです。無地に見えますが、白糸でティーカップやミルクピッチャー、シュガーポットなどの刺繍が施されています。
 ふだんはこのテーブルにもクロスは大小2枚使っていますが、少し光沢があってフォーマルな感があるので、あまりフォーマルになりすぎないようこの1枚だけにしました。

 なんと言っても、「モミの木」はTeestube、お茶の店です。クロスのあるせいかレストランと思われることもありますが、レストランではないので、白のクロスにグラスのワインの色を確かめていただくこともありません。
 クロスを使っているのは、あくまでも、ドイツの家庭の雰囲気に近づけるため。お店だからではないのです。そのため、カジュアルなものが中心です。

 私が、ドイツの家庭で暮らしてぜひ自分の暮らしに取り入れたい!と思ったのが、食卓のクロス。お世話になった1軒目のお宅は確か日曜日の正餐のときのみでしたが、2軒目の家庭はクロス派。ふだんの台所のテーブルにはお手製の木綿のクロス、日曜日の正餐のテーブルには厚手の白のクロスと使い分けていました。そのほかお茶に呼ばれた先にもクロスがありましたし、札幌にいたときドイツ語を習っていた同世代のオーストリア人女性も安く手に入れたテーブルをクロスでカバーしていました。
 また、2~3年前に公開された「Nowhere in Afrika」という、ナチスの迫害を逃れてケニアに移住したドイツ系ユダヤ人の苦難を描いたドイツ映画でも、主人公一家の女性がケニアの褐色の土の上に出したテーブルにもクロスを掛けていたのが印象的でした。
 そのため、ドイツではどこの家庭でもクロスを使う、と思い込んでいたのですが、中には使わない家庭もあるようです。しかし、使っている家庭が多い、少なくとも日本の家庭よりは多いと言えそうです。

 クロスのよさは、2軒目にお世話になったハイディーのところで実感しましたが、いろいろとあります。
 まず、テーブルのキズを隠す・キズを防ぐという現実的な目的があるほか、効果は小さいかもしれませんが、テーブルに物を置いたときや室内の音を吸収したり、紅茶のポットなど物を冷めにくくするという働きがあります。しかし、最大のメリットは、季節感や空間の演出でしょう。
 クロス1枚で、テーブルが変わるのです。あるいは、クロスの数だけテーブルも増える、と言えるかもしれません。演出と言うより、夏には涼しげな色を、冬には暖かみのある色を使いたくなるもの。「モミの木」にはテーブルが5つあるので、これだけあるとクロスのおかげで随分全体の印象も変わっていると思いますが、テーブル1つでもクロスと花瓶や花を組み合わせることにより、効果的なコーディネートになると思います。
 
 しかし、手入れの問題はあります。そのため、私は、撥水加工のされたクロスを多用し、さらにプラスチック素材のランチョンマットも使っているので、水や紅茶などをこぼされた場合にもあまり問題はありません。もっとも、小学生以下のお子様連れはご遠慮いただいているので、そのような心配も大きくはないのですが、撥水加工のクロスには、無地が多く、柄物が少ないのは事実です。

 ところで、奥のアンティークのダイニングテーブルのあるコーナーは、私にとっては客間のような場所、ドイツの家庭ならばいつもの台所の食卓ではなく日曜日の正餐のテーブルのある場所にあたるもの。このテーブルだけは、フォーマルにして、必ず白の大きなクロスに小さなクロスも使っています。椅子もベルベットの生地を張っているので、クロスもそのほうが釣り合うのです。

 なお、ドイツでは、2日間のクリスマス(降誕祭)が終わっても、1月6日の三王礼拝の日(公現祭)まで、降誕節。ツリーなどはその間そのままです。そのため、年始の1月5日6日も「モミの木」では、クリスマスの飾りが残ります。どうぞ、奇異に思われませんよう…。

クリスマス②

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 昨日の小春日和が一転して、きょうは曇りのち雨。気温がもっと下がっていたら雪になっていたでしょうが、冬の雨にしては強い雨音です。
 私がいた北ドイツのハノーファーでは、この時期、雪はあまり降らず、鉛色の空と雨。それも小糠雨といった程度で、ドイツ語でも雨が降っているEs regnet.とは言わず、nassと言うものです。

 ドイツではきょうクリスマスの2日目。プレゼントの交換がないことを除けば、最初の日と同じような一日です。音楽が好きな家庭では、クリスマスの歌をいろいろ歌うそうですが、滞在していた10代の男の子2人の家庭ではそれはなく、いつもの日曜日のような感じでした。
 
 ところで、上の写真もクリスマスの本。
 表紙には、飼い葉桶に寝かされたみどり子のイエス様が描かれています。私はジオットかと思いましたが、画家はジオットの弟子のタッデオ・ガッディ。この表紙に惹かれて、手に取ったものです。
 厚さ3cmほどのこの本には、ご生誕に関する聖書の記述のほか、クリスマスの詩や物語、歌などが収められています。ドイツには、クリスマスや休暇などのテーマにそって詩や短編などが集められたものがよくあるのですが、これもそのひとつ。大きさは、日本の文庫本と高さは同じ、幅はやや狭いのですが、ちょうど私の小さな掌におさまりのよいところも気に入っています。
 また、収録されているなかには、当時、小学校付属のシュールキンダーガルテン(幼稚園は卒園したものの言葉の問題などで小学校入学のかわりに通うクラス)で読み聞かせをしていた物語もあります。訳があるかどうかわかりませんが、スウェーデンの児童文学で、仮に訳せば『ペレの引越し』というもの。朝お父さんの勘違いで叱られた男の子ペレが怒って、庭にある小屋に引っ越すというお話。ちょうどクリスマスの前のお話で、主人公ペレと同じ年頃の子どもたちは、怒って引越しをしたペレに自分を重ね合わせながら、クリスマスには無事に両親のもとに戻れるのか…とはらはらしていたものです。
 そのほか、O・ヘンリーやトルストイの短編もありますが、もちろんドイツ人作家のものもあります。
 毎年アドヴェントの時期にこの本を開くのですが、今年はちょうどクリスマスと店の定休日とが重なり、きょうはこの本の詩を拾い読み。毎度のことですが、アイヒェンドルフやケストナーなどの詩を読むと、ドイツでは彼らの時代のクリスマスの空気と現代のそれとがあまり変わっていないような気がしました。

 みなさんは、もうすっかり年末の気分でしょうか?実店舗では、年内の営業は24日で終了しましたが、ネットショップでは30日まで営業、コラムも更新するつもりです。また、ご注文をいただいたお菓子を焼くほかに、できればパンにも挑戦してみようかと思っています。(ごはんよりもパン!なので。)
 これからは忙しくてパソコンも開けないというお客さま、どうぞ、風邪など召されぬよう、よいお年をお迎えくださいませ。なお、新年は、実店舗・ネットショップとも、5日からの営業とさせていただきます。
 

クリスマス①

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逢ふまでの時間を書肆(しょし)にクリスマス  阪口 和子(『鷹』2003年2月号)

 一刻も早く逢いたいひととの待ち合わせ。ついつい約束よりも早く来てしまった。逢いたい気持ちを紛らわせようと飛び込んだ書店。目についたタイトルのものをパラパラめくるうち、心も少し落ち着いてきた。こんなところに探していた本が!などと見ていると、そろそろ時間。その瞬間からもう、気になった本のことはすっかり忘れて、待ち合わせの場所へ。もう待っててくれてるかしら?急がなきゃ…。


 日本のクリスマスというと、おおかた、子どもにはサンタクロースからプレゼントをもらえる日、若い人には大事なひとと過ごす日ということになっているようですが、キリスト教国のドイツでは、イエス様ご生誕を家族で祝う日。クリスマスには、離れて暮らす子どもも親元に帰って一緒に過ごします。ちょうど、日本でお正月を実家で過ごそうとする人々で混雑するのと同じような光景が見られます。
 24日の午後になるとにぎやかだったクリスマスの市も終わってしまい、街はひっそり。小さな子どもがいる家では、ツリーの飾り付けがまだなら、子どもを居間から閉め出しておおわらわ。ドイツでは、クリスマスの贈り物は天使のような姿をしたクリストキントがツリーの根もとや脇のテーブルにそっと届けてくれる、といわれているのです。
 24日の夜にはミサに行くため、家庭によって違うかもしれませんが、正餐は25日26日の昼。ドイツ語でクリスマスをWeihnachtenヴァイナハテンと複数形で表すように、クリスマスの祝日は25日26日の2日間なのです。街はいっせいに休むので、教会の鐘のほかは物音がしません。また、教会に行ったり、散歩に行くほかは外出もしません。私が子どものころまで、あるいは90年代に大手スーパーが元日営業を始めるまでは、物音がなくハレの日特有の厳かな空気が流れていた日本のお正月と似た感がありました。
 私が滞在していた家庭では、2日間とも昼が正餐。メインは、鵞鳥のローストGaensebratenゲンゼブラーテン、食後には、確かゼリーのほか、チョコレートとナッツのトルテ(デコレーションケーキ)でした。
 ちなみに、シュトレンは、このときいただいた記憶がありません。その家では、ギムナジウムの低学年とその卒業試験にあたるアビトゥーアを控えた(だいたい中学1年と高校3年にあたる)2人の男の子のお母さんは小学校の先生もしていたので、シュトレンは作らず市販のもの、すでにアドヴェントのうちになくなってしまっていたかもしれません。
 メインのゲンゼブラーテンは、2日目の26日も同じ。ご馳走といえども毎日似たようなものをいただくことや、街の静けさ、それに家族が集まること、外出といえば教会と神社の違いやその信仰に違いはあっても祈りに行くことなどを考えると、ドイツのクリスマスは一昔前のお正月によく似ています。

 ところで、クリスマスの句の作者阪口和子さんについては、同じ『鷹』の方でも私は存じません。ドイツとは違い、クリスマスでも書店やレストランが開いている日本のクリスマスです。しかし、俳句で「逢ふ」という文字を使ったら、恋の句。大事なひとに逢う前を詠った句です。野暮な詮索や説明は抜きにしましょう。逢う前の気持ちそのものは詠まれていませんが、詠まれていないからこそ、この句を読んだ瞬間に自分の経験がパッと蘇るのではないでしょうか。冒頭の鑑賞は、あくまでも私のイメージ。どうぞ、詠んだ方が自由に思いを巡らせてください。
 俳句は、読者が想像できる余地のある、そしてその自由が高い詩です。風景句ばかりでなく、恋の句もあるのです。

 写真は、ドイツに着いてすぐに買った本。ハノーファーのメッセでした。私の大事な本のひとつです。

クリッペ

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 昨日クリッペ風に並べた聖母子像の写真を載せたところ、クリッペの質問を受けました。

 クリッペKrippeとは、もともと家畜の「飼い葉桶」のことですが、「うまや」でご生誕になられたイエス様のお祝いの情景を立像などで表した物です。
 
 私もプロテスタントの多い北ドイツ・ハノーファーのカトリックの家庭に滞在していたときは知らなかったのですが、クリスマス前のアドヴェントの時期、カトリックの南ドイツに行くと、クリスマスの品々やソーセージの屋台が並ぶクリスマスの市にもクリッペが設置されています。
 人だかりから覗くと、一面に敷かれたわらや、イエス様ご生誕のお祝いに、最初に駆けつけた羊飼いに連れてこられた羊の像の毛などがパッと目に飛び込んできます。その羊や羊飼いの視線の先には、みどり子のイエス様を見つめるマリアとヨゼフ。クリッペの屋根の上には、ご生誕を告げるベツレヘムの星、さらにこの星に導かれ贈り物を携えてやって来た、王様あるいは預言者、博士とも考えられている男性が3人。
 
 クリスマスの市のクリッペには、だいたいこのような人々の像が服を着せられて並んでいますが、人物像の大きさや材質もいろいろ。クリスマスの市の等身大程度のものから家庭用の小さなものまで、像も実際に衣服を着たものから木や蝋の彫像まであります。
 ちょうど、雛祭りのお雛様にもいろいろな大きさ、いろいろな材質があるのと似ています。
 そんなわけで、以前ドイツで買ってあった聖母子像や天使のほか、パン籠を持った少女やセントバーナードまでの並べたわけです。きょうの写真は、イエス様とマリア、ヨゼフの3人の姿のツリー用の飾りに天使のろうそく立てを並べたものです。
 
 ところで、クリッペの前の人だかりの中心は、親子連れ。お母さんが、熱心に小さな子どもに説明をしています。子どもたちも、うまやの粗末なことやその夜の寒さなどに思いを巡らせているようです。クリスマス市(Weihnachtsmarkt ヴァイナハツマルクト)に行ってクリッペを見ようと思ったら、親子連れがたくさんいる場所を探すといいかもしれません。
 ただし、聖人崇拝を否定したルターのプロテスタントの多い北ドイツのクリスマス市では、おそらくクリッペは見られないでしょう。
 私はミュンヒェンのそれには行ったことがありませんが、間違いなくニュルンベルク、ローテンブルクにはあります。以前、家庭用のクリッペが集められた展示を見たのは、確かバンベルクの博物館でした。
 
 ヴァイナハツマルクトに行くと、あれこれ目移りするばかりか、ソーセージやグリューヴァインの香りに釣られてしまいますが、クリッペの前には、クリッペを見つめる子どもたちの真剣な眼差し。
 もしかしたら、ヴァイナハツマルクトの最大の楽しみは、そんな子どもたちの眼差しに出合うことかもしれません。

Frohe Weihnachten !

マリア像など.JPG

Frohe Weihnachten ! フローエ ヴァイナハテン!
 よいクリスマスを!
あるいはハッピーホリデーズのほうがいいかもしれませんが。

 写真は、ドイツの小さな工房で買ったもの。ぜんぶ一人の女性が作っているものです。クリッペとして作られたものでもないのですが、クリッペ風に並べてみました。
 聖母子像と天使のほかは、羊飼いと羊のかわりに、パン籠を持った少女と救助犬のセントバーナード。もし、ご生誕を聞きつけたら、駆けつけたかもしれないと思ったのです。
 

新着ティーコジー⑥ u.昨日20日の臨時休業のお詫び

新着ティーコジー⑧(リネン).JPG

 まずは、昨日20日は臨時休業にさせていただきましたこと、お詫び申し上げます。
 一時無理やり押さえ込んだ風邪が、定休日の庭仕事のせいかぶり返してしまいました。膝に力が入らず、自分でも呆れるほどよく寝ました。お越しいたただいたお客さま、どうもすみませんでした。

 さて、新着ティーコジーのご紹介です。
 このリネンのティーコジーも人気のタイプ。紅茶がさらに冷めにくくなるよう、ポットマット付きです。
 アースカラーに赤のラインですが、裏地はティーコジー本体・ポットマットとも、ラインよりオレンジがかった朱色の無地です。
 サイズは、本体22.5cm×高さ17.5cm、マット13.2cm×13.7cm。
 お値段は、3.360円(税込)です。
 ポットマットは、「モミの木」のように、テーブルにアンダークロスとテーブルクロス、さらにランチョンマットを使えば必要ありませんが、テーブルにクロスをお使いになっていない場合は、2つの理由からおすすめです。一つは紅茶を冷めにくくするためですが、もう一つはテーブルの保護のため。これは、紅茶を注いだ後ポットの口から落ちる滴を受けるというより、熱いティーポットを直に置いてテーブルに跡をつけてしまうのを防ぐためです。
 注ぎ口の滴は、拭きとるほうがラクです。あるいは、注ぎ口の直径、長さが合えば、「モミの木」で扱っているドイツ製の茶漉しを使うと、滴が垂れることもありません。茶漉しは紅茶のページのいちばん最後に紹介していますが、ときどきお菓子と紅茶の写真にも写っています。ポットの先から少し出っぱっているものです。10月24日のプルーンのジャムの話にも写真があります。

 なお、このところ新着ティーコジーや風邪の話が続きましたが、クリスマス関連の話題は、12月3日、5日、6日、9日、10日にあります。いずれまた、ドイツのクリスマスの話の時間も作ります。乞うご期待!

新着ティーコジー⑤

新着ティーコジー⑦(赤の植木鉢プリント).JPG

 新着ティーコジーのご紹介です。
 真っ赤な地に、白抜きのプリント。柄は植木鉢。元気になる配色です。
 オーソドックスな形で、写真のように白い無地のポットやカップでも、ティーコジーがあるととても明るくなると思います。
 サイズは、底辺24cm×高さ20.2cm。お値段も1.260円(税込)と大変手頃です。
 店舗は24日までの営業ですが、サイズが心配な方はお手持ちのティーポットを持参し確認なさってみてください。24日まではスピードくじなども行っています。クリスマス用のラッピングもできますが、お待ちいただくこともあります。ふだん使いにおすすめです。

風邪にご注意u.お茶の効用

雪の寒椿.JPG

 先日16日に玉井葉子さんという方の風邪の句「風邪に臥し二十四時間我のもの」をご紹介したところ、
「わかるわかる」とか「羨ましい」という声をいただきました!(コメント・トラックバックなどはできませんので、感想などはどうぞお問い合わせメールにてお願いいたします。商品のお問い合わせでなくとも大歓迎!好きで書いているものが読まれているという事実を知るだけでも嬉しいです。)

 でも、その句が羨ましいという方、明確な風邪の症状が出ていなくとも風邪の危険大だと思います。「休め!」のサインではないでしょうか?どうぞ、早めにお休みになってください!効く薬もひどくなってからではなかなか効きません。

 私はお客さまの口に入るものを作っているので特に風邪には注意しなければなりませんが、まずは、うがい。風邪の予防も仕事のひとつです。イソジンもおすすめですが、手元になければ紅茶や緑茶でうがいもいいと思います。お茶の成分のタンニンやテアフラビンに、ウイルスを不活性状態にする働きがあって、お茶のうがいも効果的だそうです。そう言えば、静岡の小学校のころ、うがい用に緑茶の水筒を持って来るように言われたものでした。

 ところで、きょう午前中一時ですが、牡丹雪が降りました。私が気がついた限りこの冬3度めです。去年は雪が多くて12月のうちから何度も雪掻き、お正月も雪掻きをしていましたが、有難いことに、まだ今年はその必要がありません。写真は、前の公園入り口の山茶花。雪がわかりますでしょうか?
 この山茶花が、玄関と風除室の窓から帰りがけにご覧いただけます。ちょうど扉の窓に切り取られたように見えるのです。平面図もドアの基本デザインも自分でやり、扉のすべてが木製で建具屋さんに頼んだものですが、山茶花は思いがけない贈り物。計算したものではありませんでした。
 
 なお、「モミの木」で雪掻きをした日には、雪の日サービスを行っています。雪が降っていても雪掻きをしていない日は、対象にはなりませんが、ランチや飲み物を少し割引いたします。詳しくはまた。

 どうぞ、みなさまご自愛の上、たのしいクリスマス、よいお年が迎えられますように。
 

カーネーションとレインボードラセナu. 風邪の句

カーネーションとレインボードラセナ.JPG

 今週と言っても、明日一日で定休日ですが、今週の花のご紹介です。
 実は、ここ数日風邪の初期の初期で、咽などの痛みはないものの、あまり無理をしたくないという状態だったため、花屋さんにも行けず、やっときょう、先週の花にカーネーションとドラセナを加えることができました。

 風邪には、早めに薬を飲んでゆっくり休むのがいちばんだと思いますが、今回はイソジンで何度もうがいをして、市販の風邪薬で治しました。
 
 風邪と言うと、俳句でも風邪や咳なども季語の一つです。
 中村汀女の「咳の子のなぞなぞあそびきりもなや」がよく知られていますが、風邪や頭痛などで寝込むと体はつらいのに心は解放感という機微をよく詠った句があります。
 
 風邪に臥し二十四時間我のもの 玉井葉子

 この句は、湘子先生(藤田)の『男の俳句、女の俳句』に紹介されていました。
 寝込むと必ずこの句を思い出し、ときに寝込みたいとも思ってしまいますが、やっぱり風邪などひかないにこしたことはありません。
 
 どうぞ、慌ただしい年末、風邪など召されませぬよう、ご自愛くださいませ。

新着ティーコジー④

新着ティーコジー④(サフアイァブルー).JPG

 少し緑とグレーが混じったような青い花とボタンが印象的なティーコジー。
 ただ残念なことに、サイズが少し小さく、底辺21.5cm×高さ17cmです。
 写真では、実際「モミの木」で使っているポットをかぶせていますが、このポットでは少々窮屈で、余裕はありません。ちなみに、「モミの木」のポットは、口から持ち手までの幅約18cm×奥行9cm×高さ11.5cmです。
 手前に写っている一回り小さなポットですと、ちょうどいい大きさです。ポットの大きさは、幅17cm×奥行8cm×高さ11.5cmです。
 ティーコジーの底は、内側に折り返して、手でかがっています。そのため、ミシンの縫い目がないのです。
 反対側も同じブルーの花模様ですが、少し花は小さく、写真でお見せしているほうが正面になります。
 裏地は、クリーム色の地にピンクや赤の幾何学模様です。
 お値段は、1,575円(税込)。サイズが合えば、お買い得です。どうぞ、ご検討くださいませ。
 

年末感謝祭u.グラタンランチ

グラタンランチ.JPG
 
 またまたご連絡が遅くなりましたが、12月1日から12月24日まで、仙台商工会議所主催の年末感謝祭として、旅行や商品券が当たる応募券を店内にて500円以上ご利用のお客さまにお渡ししています。応募箱は店内にありますので、ぜひチャレンジしてみてください!

 さらに、Wチャンス賞として、スピードくじも行っています。
 1等 モミの木商品券 2,500円分
2等     同     1,000円分
3等     同      500円分
4等     同 300円分
 この商品券は、1月31日までお使いいただけます。つり銭は出ません。あらかじめご了承くださいませ。
 1等は先日の土日に2本出ましたが、あと2本残っているはずです。4等でも、マフィン(210円)や小さなパウンドケーキやシュトレン(160円)などにお使いいただけます。もちろん、ティーコジーや茶葉、珈琲豆などのお買い物のほか、お茶やお食事のお支払いにもご利用いただけます。どうぞ、この機会にお試しください。1等ですと、買えるティーコジーも何点かあります!
 「モミの木」は、私が小学校の授業のため滞在したドイツの家庭で作ってもらっていたお菓子を通して、またお菓子だけではなく、ビールとソーセージだけではないドイツの暮らしを少しでも紹介できたら…、と始めたもの。外観も全くふつうの家なのに看板も出さない、商売っ気もない、休むときはドーンと休んでしまうくせに、地域の商店会に入れてもらっています。
 そのため、上記のような商工会議所主催の年末感謝祭を行っているのです。また、商店会入会と同時に、ベガルタ仙台の後援組織に組み込まれてしまったようで、ベガルタの募金箱も店内に設置しています。私は静岡の人間で、しかも最初から清水を応援しているというのに…ですが、気がついた方はどうぞご協力をお願いいたします。

 ところで、寒くなって、シチューやグラタンなどが美味しくなりました。これから冬期のみ、グラタンとクリームシチューをお出ししようかと思っています。
 写真のグラタンは、マッシュポテトの上下にミートソースを敷き、その上からホワイトソースをかけたもの。ミートソースもホワイトソースも自家製です。マヨネーズ、ケチャップ、ウスターソースなど以外は、市販のものは使いません。
 ルクーゼのハート型の器は小さくても深さがある上、それぞれソースにボリュームがあるので、グラタンとパンとサラダ、食後の甘い物と飲み物とで、私には十分な量です。「モミの木」では、ボリュームは私の胃に合わせており、ドイツ並みではありません。これで、安心なさる方とがっかりされる方といらっしゃるでしょうが、ドイツ並みの量の食事ではいつまでも7号ではいられません。
 ドイツの食事では、食後の甘い物と飲み物はなくてはならないもの。基本的に、料理に砂糖など糖分を使わないので、食後にデザートとして摂る必要があるのです。

 お食事ご希望のお客さまには、ご面倒ですがご予約をお願いしております。
 前日の夕方や当日のご予約でも何かできないことはありませんが、選択肢がありません。前々日ですと、お肉の手配ができます。
 なお、電話は、すぐに出られない場合も往々にしてあります。そのため、必ず留守電にしていますが、営業日であればおりますので、しばらくお待ちください。
 お客さまには、いろいろお願いすることばかりで心苦しいのですが、どうぞご了承願います。

年末年始の営業 u.クリスマスツリーの話

クリスマスのグリーン①.JPG

 遅くなりましたが、年末年始のお休みについてご連絡いたします。
 実店舗の営業は、12月24日日曜日までとさせていただき、新年は、1月5日金曜日から通常どおり営業いたします。
 ネットショップの受付および発送は、12月30日土曜日まで。新年は、1月5日金曜日から営業いたします。休業中のご注文・お問い合わせに関しましても、1月5日以降ご返信とさせていただきます。
 勝手ながら、よろしくお願いいたします。

 写真のグリーンは、いちばん奥がヒュウガスギ(?)とローズマリー、その手前がリースにも使ったヒムロスギ。小さな松ボックリのようなものがリューカ、黄緑の小さな実のようなものはアドヴェンツクランツにも使ったバーゼリアです。

 ドイツやオーストリアでは、公共の場のクリスマスツリーはアドヴェントの始まる直前の土曜日もしくは金曜日からとされています。家庭で居間に飾るツリーはクリスマスイヴが一般的で、ツリーを飾る間は子どもは立ち入り禁止。飾りつけられたツリーの根もとには、天使の姿をしたクリストキントが届けてくれた贈り物が置かれるからです。ツリーはその後、クリスマス(降誕祭)から1月6日の三王礼拝の日までの降誕節の間、居間に飾られますが、その間、決まって、ツリーに灯したろうそくの火による火事がニュースになります。 

 というわけで、「モミの木」にはツリーはありませんが、気持ちだけオーナメントを飾ってみました。

シュトレン Stollen

シュトレン.JPG

 ドイツのクリスマスのお菓子として、シュトレンがだいぶ知られるようになりました。

 シュトレンは、レーズンやレモンピール、オレンジピールなどのドライフルーツがたっぷり入ったパン生地のお菓子。30cmほど、あるいはそれ以上に大きく焼いて、粉砂糖をたっぷりまぶしたものです。その大きさと重さ、それに白い粉砂糖に覆われた姿から、おくるみに包まれた赤子のイエス様をかたどったものという説にも頷けます。

 ただ、私にとって、シュトレンとアドヴェンツクランツは切っても切り離せないもの。クリスマスを待ち、クリスマスを物心ともに準備する期間であるアドヴェントには、写真のように、食卓や居間のテーブルのアドヴェンツクランツのろうそくに、アドヴェントの第1週は1本、2週めは2本…と火を灯していきますが、シュトレンをいただくときには必ずアドヴェンツクランツのろうそくが灯っていました。
 家庭によって異なるかもしれませんが、シュトレンは、クリスマスのお菓子というより、アドヴェントのお菓子。イエス様のご生誕を祝うクリスマスの正餐には、別のトルテ(デコレーションケーキ)が主役です。いずれにせよ、日本の家庭でサンタクロースがやってくるといってクリスマスイヴにケーキを食べるのとは違い、シュトレンはクリスマス当日だけのものでもありません。また、日持ちのするお菓子で、復活祭のときに残っていたシュトレンをいただくこともあります。

 ところで、シュトレンとは言わず、なぜか「トー」とのばす言い方が広まっているようです。ドイツ語ではのばしません。シュトレンと言います。ドイツ語の発音では、子音が2つ重なるとき母音はのばさないのです。この場合もStollenのスペルに子音の「ll」が2つあるので母音の「o」はのばさず発音し、シュトレンとなります。

 「モミの木」でも、アドヴェントの時期と復活祭のころ、シュトレンをお出ししています。
 ケーキセットでは、2枚にスライスしたものと飲み物で840円(税込)。食後にはスライス1枚ですが、なにしろドライフルーツたっぷりなので食べごたえがあると思います。また、160円(税込)にて1枚ずつ販売いたしております。どうぞ、この機会にお試しくださいませ。

 キリスト教国では、クリスマスはイエス様のご生誕を祝う日ということに思いを馳せていただけたら、クリスマスがどんなに大事な日か、ご想像がつくと思います。

新着ティーコジー③

新着ティーコジー③オレンジ系.JPG
 
 ①②の色違いのティーコジーです。
 サイズ、お値段とも全く同じです。
 幾何学模様なので、季節も選びません。また、ブラウン系のテーブルやクロスにとても映えますし、白いテーブルやクロスでも地の色が白なので問題ありません。おしゃれなパターンだと思います。

新着ティーコジー②

新着ティーコジー②ブルー系.JPG

 引きつづき、新着ティーコジーの紹介です。
 このティーコジーも①と同じサイズで、底辺24cm×高さ17.8cm。ポットマットも13.5cm×13.5cmと同じです。お値段も同様に2,940円(税込)です。
 裏地もリバティープリント。
 裏地もご覧になって検討なさりたい場合は、どうぞご連絡くださいませ。

新着ティーコジー①u.2人分の紅茶の淹れ方

花柄のティーコジー(ピンクと赤の梅).JPG

 きょう、新しいティーコジーが9点入荷しました!!
これから1点ずつ写真を載せていきますが、まずは今回のいちばんのおすすめから。

 梅の花の模様が印象的な、半円形のティーコジーです。サイズは底辺24cm×高さ17.8cm。
 13.5cm×13.5cmのポットマット付き。内側も茶・黄・オレンジ色の小花のリバティープリントです。
 写真のとおり、モミの木で使っているポットにちょうどぴったり!このポットは、350cc分の紅茶(=ティーカップなら2.5杯分、マグカップなら2杯分)を淹れるのにちょうどよい大きさです。(詳しくは、「おいしい!紅茶の淹れ方」をご覧ください。)
 お値段は、2.940円(税込)です。同じサイズで、柄違いもほかに2種あります。(別に写真を載せますので、そちらをご覧ください。)

 「モミの木」のティーコジーは、すべて手作り。仮に同じ布地を使っても、デザインを変えて必ず1点物になるように作っています。
 ティーコジーは、紅茶の保温だけでなく、テーブルの上も心も晴れやかにしてくれるもの。
 寒い時期にはぜひ!あると断然ちがいます。
 そのほかのコラムの写真にもティーコジーが写っているものがありますが、実際2時間ほどいらしたお客さまのポットを片付けるときも結構温かいのです。多少冷めてしまっても、ティーコジーを使わない場合より電子レンジで温める時間も少なくてすみます。

 紅茶は、1杯だけ飲みたいときも、上記の分量で淹れたほうが淹れやすいので、後からチンのほうがおすすめです。それに何度もやかんを火にかける手間もありません。
 さらに、2人分700cc(=ティーカップ5杯分、マグカップ4杯分)淹れるときは、紅茶の分量はティーキャディースプーンもしくはティースプーンに3杯で十分です。茶葉を4杯も5杯も使う必要はありません。何杯も召し上がるなら、多めに淹れてティーコジー、冷めたらチンがいちばんラク。なおかつ、経済的です。

 なお、ネット経由でお買い物をご希望のお客さま、買い物かごの利用ができませんが、個別にメールでの注文はお受けできます。その場合、お支払いは代引きか郵便振替・振込になり、カードはご利用できません。
 新しいティーコジー、どうぞお楽しみに。

アドヴェンツクランツ・聖ニコラウスの日

アドヴェンツクランツ.JPG
 
 きょう12月6日は、ドイツでは聖ニコラウスの日。
 聖ニコラウスは、子どもや女性、船乗りの守護聖人。子どもはいい子にしていると、聖ニコラウスが5日の晩にそっと、お菓子や木の実、りんごなどの贈り物を置いていってくれます。
 この聖ニコラウスのお祭りはドイツ・オーストリアのほか、オランダやベルギーなどでも行われているそうですが、私がお世話になった家でも、6日の朝には、いつものパン皿にりんごとマンダリンオレンジにくるみやクッキーが盛られていました。小学校では教頭のフランツ先生がニコラウスに扮して授業に闖入…。
 ちなみに、サンタクロースは、この聖ニコラウスがオランダ移民経由で伝わったアメリカでなりかわったものだそうです。

 写真は、アドヴェンツクランツ。赤いろうそくがなく、ティーキャンドルですが、アドヴェントの期間中、テーブルにろうそくを4本立てたリースを置き、アドヴェント1週めには1本、2週めには2本…とクリスマスが近づくにつれて灯すろうそくを増やしながら、クリスマスを待つのです。

クリスマスリース

リース2006年(りぼん付き).JPG

 今年2006年のクリスマスリースです。
 毎年リースは自分で作っているのですが、今年もアドヴェントの始まる前の晩に作成。
 私は、何にしても過剰な装飾や人造物(プラスチック製品など)はあまり好きではないので、リボン以外はいつも自然のもののみ。庭のモミの木は枝が大きすぎて使えないので、グリーンはヒムロスギ。そのほかはオーソドックスに、赤い実の山帰来(サンキライ)と松ぼっくり。茶色のめずらしい実は桐の実です。
 お菓子もそうですが、材料の種類をしぼったので、短時間でできました。
 ただ、だんだん乾燥してクリスマスの頃にはヒムロスギが縮んでしまうのが難点。
 外の扉に掛けるのは、営業時間のみ。リースに何かあると怖いので、夜や風の強い日には、内側の風除室(フウジョシツ)の扉に掛けています。
 ぜひ、実物をご覧になってください!

初雪のアドヴェント第1日曜日

牡丹雪のアドヴェント第1日曜日.JPG
 
 きょう12/3は、今年のアドヴェント(待降節)第1日曜日。

 キリスト教国のドイツでは、教会暦によって、クリスマスの準備期間としてアドヴェントが定められ、毎年クリスマスの4つ前の日曜日から始まります。年によって暦がずれるため、始まるのが早い遅いがありますが、今年は遅いほう。

 おかげで、アドヴェントの第1日曜日が初雪になりました。雪と言っても、あまり気温は下がっておらず、牡丹雪。1日中降りましたが、結局積もりませんでした。

 写真は、昨晩作ったリース。ぽつぽつと白い点が雪です。言われなければわからないようなものですが、初雪なので、リースのアップではなくこちらを選びました。

 このほか、テーブルに4本のろうそくを立てたアドヴェンツクランツを作ったり、、クリスマスの飾りや絵本も昨晩のうちに用意。シュトレンもきょうからです!

 気忙しい年末ですが、クリスマスは本来、イエス様のご生誕をお祝いする日。一日一日を大事にしながら、クリスマスを迎えたいですね。