バイカウツギ②
南側に新しい枝が伸びました。来年には、前の写真ほど大きくなると思います。
おそらく、みかんの花の匂いがわからないという方が大半だと思いますが、ほんとうにこのバイカウツギの匂いとよく似ているのです。あと似ているものといえば、青みかんの皮の匂いでしょうか。いずれにしても、甘い香りではなく、柑橘系のキレのある香りです。
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南側に新しい枝が伸びました。来年には、前の写真ほど大きくなると思います。
おそらく、みかんの花の匂いがわからないという方が大半だと思いますが、ほんとうにこのバイカウツギの匂いとよく似ているのです。あと似ているものといえば、青みかんの皮の匂いでしょうか。いずれにしても、甘い香りではなく、柑橘系のキレのある香りです。
1週間ほど前から咲き始めたバイカウツギがいよいよ見頃、去年より4,5日早く満開です。
この写真は、外から撮ったもの。もともとこの枝は、蕾がつくまではまっすぐ伸びていたのですが、蕾が大きくなるにつれて垂れ下がり、花が咲くとアーチ状になって、ちょうど西側のカフェカーテンの下から覗くようになるのです。枝が枝垂れるほどの花の重さです。
花が梅に似ていることからバイカウツギといい、梅花空木と書くそうですが、これは花びらも尖って、あまり梅に似ているタイプではありません。花も香りもとても清楚で、香りはみかんの花の香りによく似ています。
この花と出合ったのは札幌にいたとき。道庁の庭に漂っていた懐かしいみかんの花の匂いをたどって行くと、このバイカウツギがあったのです。時期は、5月の終わりごろ咲くライラックが終わり、ちょうどポプラのわたが舞う6月の中ごろだったと思います。
バイカウツギは手間いらずですが、花後に古い枝を剪定します。枝が古くなるにつれて花つきが悪くなるので、剪定が必要なのです。実際去年の写真(特定商取引法に基づく表記のページにあります)と比べると、少し花が少ないようです。また、剪定によってほかの枝に勢いが出ます。次の稿の写真のとおり、南側に新しい枝が伸び、窓辺からも見えるようになりました。なお、剪定した枝は、いきなり捨てず、グリーンとして花の背景に利用するつもりです。
バイカウツギの見頃は今週いっぱいだと思います。どうぞ、実物をご覧になってみてください。みかんの花の香りが漂っています。
ここしばらく5月らしい爽やかなお天気に恵まれましたが、きのうは雨。午後からよく降りました。
そんな雨の日はお客さまが少ないので、ふだんなかなか出来ないことをやるには打ってつけ。ひさしぶりにタルトの生地を作りました。
手が空いている間はだいたいお菓子を作っているのですが、その間にちょうどお客さまがお見えになることも当然あります。ドイツ語でRuehrteig リューアタイヒと呼ぶ、ruehren リューレン「かき混ぜて」作るタイプの生地は、途中で中断してもあまり問題はありません(なくはないのですが)。しかし、タルト生地は、ドイツ語のMuerbeteig ミュルベタイヒという名のとおり、生地がmuerbe ミュルベ「もろい」ので、中断は避けたいもの。また、片付が面倒なこともあって、私の場合、タルト生地の作業はどうしても時間と心の余裕があるときに限られます。
しかし、タルトは、生地さえ作ってしまえば後はかんたん。ちょうど自分が食べたかったこともあり、さくらんぼに卵や生クリームなどで作ったソースを流して、軽いものを作りました。
ところで、「お菓子に合わせて飲み物を選ぶ」方はまだあまりいらっしゃいませんが、おいしくお菓子をいただくにはやはり大事なこと。食べ物と飲み物の組み合わせに気を配るのは、ワインばかりではありません。紅茶と珈琲のように味と香りとが大きく異なれば、それに合うお菓子も当然異なるのです。珈琲一辺倒の方も紅茶党の方も、お菓子との相性を考えて飲み物を選ぶと、どちらもよりおいしくいただけると思います。ぜひ、以下の組み合わせを参考にしてみてください。
このタルトの場合、生地が軽い上、さくらんぼの酸味があるので紅茶向けです。生地にアーモンドプードルやバター、砂糖を加え、甘みもボリュームもあるものならば、珈琲にも負けず、またさくらんぼの酸味が珈琲の味を損ねることもないと思いますが、この生地では難しいと思います。
一般に、酸味のある(くだものを使った)お菓子や甘さを抑えた生地のお菓子には、私は紅茶をおすすめしています。苦味、香りの強い珈琲には、甘さやコクのある生地のお菓子でないと負けてしまい、お菓子が生きません。一方、紅茶は、アールグレーやラプサンスーチョンなど特殊なものを除いて、お菓子の邪魔にもならず、また酸味との相性もいいものです。例えば酸味のあるくだものの代表としてレモンを考えてみると、レモンティーはありますが、レモンを入れた珈琲はふつういただきません。アフリカ産など酸味が特徴の珈琲は酸味が味の深みを出しますが、過度に酸味が加わると「苦・酸っぱく」なり、おいしい珈琲でも、ましてやおいしいお菓子でもなくなってしまいます。
ただ、どうしても珈琲が飲みたいという場合には、先にお菓子を選ばずに、珈琲に合うお菓子を選びます。珈琲には、やはりチョコレートや木の実を使ったお菓子がおすすめです。また、甘さがしっかりしていれば、くだものを使ったお菓子も大丈夫だと思います。
なお、「モミの木」はTeestube テーシュトゥーベ 紅茶の店ですので、お菓子は基本的に紅茶向けの味です。紅茶はティーポットにカップ2.5杯分お出ししていますが、アイスティーの場合はグラス2杯分。2杯めを召し上がる前に氷をお持ちします。先におかわりの紅茶を注ぐとグラスに残っていた氷が溶けてしまい、紅茶が薄くなってしまいます。また、紅茶が入ったグラスにどぼんどぼんと氷を入れるのは、水ハネのもと。必ず、「2杯めを注ぐ前に」氷をお申し付けください!
暑い日には、紅茶がさっぱりさせてくれます。アイスティーというと、アールグレーを使うお店がよくありますが、これは、アールグレーはタンニンが少なく、アイスティーにしても白く濁りにくい(クリームダウンしにくい)ためのようです。しかし、アールグレー独特の線香に似た香りは好みの問題もある上、お菓子の風味の邪魔になることも多々。そのため、「モミの木」では、癖のないディンブラのアイスティーをお出ししています。淹れたての紅茶でもしっかり急冷すれば、色も濁らず、甘みのある香りも楽しめるのです。
おいしいアイスティーの作り方は、06年8月16日のコラムで説明しています。どうぞ、そちらをご参考に。
今週の花のご紹介です。
メインは、庭の厄介者になってしまったキイチゴの枝。葉が大きいので、それに負けないよう花も大ぶりに。今年に入ってすでに何度か使っている白のアルストロメリアとピンクのカーネーションです。しかし、少々おとなしい組み合わせなので、アクセントにローズピンクのスターチスを加えました。
ただ、これは私の趣味ではありません。いままで利用している花屋さんは同じなのですが、定期的に花屋さんの人事移動があり、そのたびに選べる花の選択肢が影響を受けるのです。
庭では、西側の窓辺のバイカウツギが咲き始めました。
去年の満開の写真が、「特定商取引法に基づく表記」 にあります。お買い物をご検討された方はご覧になっていただけたと思いますが、トップページの左下にクリックする箇所があります。去年の満開は、たしか6月1日ごろ。今年は、週明けごろかと思います。どうぞ、お楽しみに!
今週は1週間、都合により「完全休業」させていただきます。
実店舗もネットショップも、勝手ながら5/16(水)~定休日の5/22(火)までお休みです。
ネットショップでは、発送が23(水)以降、お届けのご指定は24(木)以降でしたら可能です(九州など遠方のお届けは25(金)以降)。
ご注文後の受付・確認などのメールもお送りできません。自動返信メールは届きますが、22(火)までのお届けはできません。
どうぞ、ご了承くださいませ。
今週の花のご紹介です。
連休前は、紫紺のテッセンと白のアルストロメリア、ピンクのカーネーションという組み合わせでしたが、今週の主役は3本のヒマワリ。
今週は母の日の前ということで、花屋さんにはカーネーションばかり。私も素直にカーネーションでもよかったのですが、欲しくなるような色のものがなかったのです。カーネーションは、レモンイエローないしはグリーン系の大輪の一輪咲きのものがとても品があると思います。黄色は私にとって、というか「モミの木」にはとても合わせにくい色ですが、だいぶ前のウィーンフィルのニューイヤーコンサートで、楽友協会の花が白とグリーン系にレモンイエローの組み合わせの年がありました。レモンイエローが場内に使われている木の色(おそらくオーク)に馴染み、またよく映え、最高に美しく上品でした。
以来、品よくしたいと思ったらこの組み合わせで、白い花にグリーン系かレモンイエローのカーネーションはよく使うのです。
しかし、今週は珍しいヒマワリの臙脂いろに目が留まってしまい、この1本を生かすべく、スプレー咲きのストック、グリーンのブプレリウム、カスミソウを選びました。ヒマワリといっても、ダリアほどの丈と大きさですが、1本なのにこの存在感です。このほかに、黄色は生垣の根もとの黄水仙とグリーンは厄介ものになってきたキイチゴの枝です。
本来季節を先取りしすぎることは、エネルギーやコストが過分にかかるうえ、いまの時期をないがしろにするようで好きではないのですが、次はいつ会えるかわからないなどと思ってしまったのです。
ところで、世の中には母の日に花よりお菓子という方もいらっしゃり、連休前から、母の日の贈り物というご注文をいただいています。このような場合、カードはありませんが、くるくるリボンをかけ、贈り主の方のお名前を伝票ならびにご挨拶文に入れています。
「モミの木」ではなるべく環境に配慮するよう努めていますので、包装紙にお包みはいたしませんが、リボンは無料にてサービスいたしております。また、必要な場合は手提げ袋もお付けしております。通信欄に一言ありますと、対応できます。どうぞ、ご遠慮なくお申し付けくださいませ。1月24日のコラムに写真があります。どうぞ、そちらをご参考に。
いまから間に合わない方、俳人の正木ゆう子さんに「母の日の母にだらだらしてもらふ」という句があります。できれば、これがいちばんかもしれません。
誠に申し訳ございません。
本日10日実店舗は、休業させていただきます。
頭痛持ちのため、時々休まざるをえない場合があります。
勝手ながら、ご理解たまわりますよう、お願い申し上げます。
ゴールデンウィークの実店舗は、4月30日月曜の定休日から5月8日火曜の定休日までお休みの予定でしたが、明日6日日曜のみ営業いたします。
もともと発送のお菓子を作る予定があったところ、よくいらしていただけるお客さまからランチのご予約があったためです。そのお客さまがパソコンをお持ちでないことも知っていたのですが、先月いらしていただいたときに連休の予定をお伝えしていなかったのです。また、庭仕事をしていると、知らないお客さまが立ち寄ってくださったこともあります。
せっかく西向かいの山の木々が芽吹き、ヤマザクラも花の時期。ぜひ、この眺め(写真は4日のもの)を楽しんでいただきたいと思います。
ただ、私が仕事をすることにかわりはないのでお店は開けますが、お菓子はあまり用意はできません。
悪しからず、ご了承くださいませ。
きょうは、予定どおり庭仕事。
本来ならば、去年の冬か春先にやっておかなければならなかったバラのアーチのペンキ塗りや施肥、植え替えなど、ほったらかしにしていた仕事が山のよう。先週の定休日は草取りだけで終わってしまったので、週間予報どおり晴れたからには、きょうは何が何でもペンキ塗り。
必要なものは去年の秋から揃えていたのに、定休日に天気がよくない、寒い、風邪などの理由で、先延ばしに。でも、最大の理由は、ペンキ塗りなどしたことがなかったこと。経験がないことは、やたら億劫なもの。おまけに、ペンキで髪や服が汚れたらどうしよう…と決心がつかなかったのです。
さすがにもう後に引けなくなってやってみると、案ずるより産むがやすし。出来栄えを気にせず、錆止め・錆隠しになれば可。そう思えば、許容範囲です。もともとこげ茶に黒の斑が入っていたところに、こげ茶のペンキなので平板になってしまったのは否めませんが、髪も服も大丈夫。無事に終わって何よりでした。
しかし、大変だったのが、キイチゴの始末。
キイチゴは、実も美味で、花もこのとおり。白の清楚な花で、枝も室内の花が足りないときには大事な花の背景として重宝していますが、最近やっと、その怖ろしさに気がつきました。
キイチゴの枝は実をつけると枯れますが、根はミントのように地下茎でぐんぐん殖えるのです!
キイチゴは、私がお菓子を作っている場所の前(写真)とジューンベリーのある南側の2ヵ所にあるのですが、南側に植えているキイチゴが家のすぐ近くに芽を出したのです。
掘ってみると、地表からすぐのところに根があり、それをとりあえずここまでならいいだろうと思える場所で切ったのですが、念のためさらに掘ってみると、1本の根が表面に近いところだけでなく、さらに2本、上の根よりも深く地中に伸びていたのです。この周到さ。上に何かあっても下に予備、さらにもう一段下にも予備がある。私は上の1本ですっかり安心するところでしたが、地中に残った根っこの切れ端からまた根が伸びる、というスギナのような強靭な生命力があると、きょうの努力が水の泡です。掘っては根っこを探し、掘っては…とやっているうちにとうとう7時で、時間切れ。
これに比べたら、ペンキ塗りなど子どものお遊びでした。
夜、園芸の本でキイチゴについて調べると、実をつけた枝は翌年には枯れるので剪定をする、ということはどれにも書かれていましたが、この根っこがどんなに怖ろしい生命力を持っているかについてふれた本は1冊に切り抜きの記事のみ。
『自分で作るスモールガーデン』(主婦の友社)では、「庭に植えると後悔する植物」として、スペアミント、バーベナ・リキダ、ドクダミとともに、「ラズベリーなどがその代表選手」と紹介されています。これは、この家の庭を作る前に目を通した本ですが、不幸なことに写真は最初の3つのみ。ラズベリー=キイチゴの写真がなく、このページは目にしていたのに、キイチゴはノーマークだったのです。3つのうちのどれかのかわりに、例えば誰でも知っていそうなミントや、臭いが嫌われて植えそうもないドクダミのかわりに、このキイチゴの写真があったら…!説明をよく読まなかった自分のせいですが、次のような説明があります。「一度植えると地下茎でふえて庭じゅうにはびこり、抜いても根が残ってしまうやっかいものです。…どうしても植えたい場合はコンテナで鑑賞するか、舗装などで区切った場所に植えましょう。」
これから植えたいと思っていらっしゃる方、どうぞ、参考になさってください。しかし、地下茎が殖えてしまったらどうすればいいか…にはふれられていません。何かいい方法はないものでしょうか。「抜いても根が残ってしまうやっかいもの」ということは、おそらく徹底的に根を取り除かない限り、また残った根っこの切れ端から伸びてしまうということ。地道に根を掘って始末するしかないのでしょうか。
せっかくの情報も、受け手に問題意識や興味というアンテナがないと捉えられません。
今回の不始末は私の不注意から。明日も庭仕事です。
4月25日のコラムでふれた庭のジューンベリーの花のご紹介です。
写真は天気がよかった28日土曜日の夕方のもの。日当たりのいい上の方の枝から咲き始めました。
ところで、きょう区役所に用事があったのですが、途中、桂のマンションの植え込みにも咲いているのを見かけました。私の守備範囲ではこのほかにジューンベリーは見ないので、花の時期になるとどうしても気になるのです。
枝先にかたまって咲く細長い白い花びらの花と、細長い赤茶の葉。つるつるした土色の幹。これが特徴です。
実を採りたいと思えば丈を切りつめた方がラクですが、マンションの木は確か3階に届くほどの高さでした。実は、その名のとおり6月の夏至のころにはつくので、いずれご覧に入れます。
なお、きょうは定休日でしたが、ちょうどバスに乗ろうと急いでいるときにお客さまからのお電話がありました。どうしても乗り遅れられなかったので、失礼ながら早口の応対にならざるをえませんでした。
定休日は、外出や庭仕事の場合もあります。お電話も、どうぞ、水曜~日曜の11:00~17:30にお願いいたします。なお、何度も記しますが、今週は実店舗は連休させていただきます。どうぞ、ご了承くださいませ。