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母校変貌

本部・政経・演博・社学・8号館・商・法・図書館.JPG


 OB・OGの皆さま

 先週の週末は、お店をお休みにして、久しぶりに大学に行ってきました!
 この3月に大学2年のときのドイツ語の先生が定年で大学を退くことになり、そのお祝い(?)の集まりがあったのです。
 場所は、去年建て替えられたという第2学館のレストラン。
 写真は、その15階からの眺めです。
 手前右手より、本部、政経、演博、8号館、中央・商学部、中央右・社学、中央左・法学部、手前左手・図書館ですが、いまもこの場所で当時と同じ学部が使用しているのかはわかりません。
 もちろん、第2学館が建て替えられたくらいなので第1学館も新しくなっていますが、聞いたところでは、16号館は当時のままのようです。また、よく利用した図書館や演博、8号館も見るかぎりではそのままで、安心しました。

 一方、変わったのは建物だけでなく、女子学生の数も増加傾向とのこと。現在、女子が約33%を占め、教育学部では数年前から約半数に達するそうです。私たちのときは50人~60人のクラスに女子は10人ほど。変われば変わるもの、と驚いていますが、学生気質も変わったことでしょう。少々淋しく大学を後にしました。

 

暑中お見舞いu.26日27日お休みのお知らせ

ララ① 08.6.9.JPG


 ここ仙台も19日(土)、梅雨明けの発表があったようです。梅雨明けならば当然「梅雨明け10日」の晴天を期待したいところですが、翌日からまさに梅雨という感のくずついたお天気です。
 とまれ、梅雨明けの地方のみなさまには、暑中お見舞い申し上げます。

 庭では、クチナシと白とレモン色のカサブランカが先週から咲き始め、濃厚な甘い香りを漂わせていますが、よそのお宅ではピンクのネムノキやノウゼンカズラが花を付け始めました。
 ノウゼンカズラは、赤みがかったオレンジ色が印象的なつる状の花。塀や玄関脇の壁に這わせているお宅がありますが、一度目にしたら忘れられない花です。

 犬老いて方尺を出ず凌霄花(ノウゼンカ)  永島靖子(『鷹』2003年10月号)

 作者の使う道にも、何年も前から鮮やかなノウゼンカズラが咲き誇るお宅があるのでしょう。あるいは、ふだん通る道ではないものの、ノウゼンカズラの時期になるとつい花を見に寄り道してしまうようなお宅かもしれません。
 そのノウゼンカズラを楽しみに前を通ると、以前は人懐っこく尻尾を振っていた犬が、あるいは熱心な番犬として吼えまくっていた犬が、物陰に丸くなって身動きもしない。それを作者は「方尺を出ず」と表現しているのだと思いますが、私には方尺がどの程度の広さをいうのかわかりません。おそらく1尺=30.30cm四方の広さと考えると、身動きもしないと考えてよいのではないでしょうか。人懐っこい犬であればもちろん、吼えられた犬でも、老いて身動きもしないとなると淋しいものです。作者は「方尺を出ず」と犬の描写しかしていませんが、年々勢いを増す、色鮮やかなノウゼンカズラを出したことにより、犬の老いがいっそう強調されます。そのため、読み手も思わず、老いていく見ず知らずの犬に淋しさや哀れを感じてしまうのだと思います。
 さらに想像すれば、老いたのは犬ばかりか家主も年を重ねたことでしょう。また、ノウゼンカズラが咲く夏休み中であれば、かつてはにぎやかに犬と戯れる子どもの姿も見られたかもしれません。しかし、その姿もなく、物音もしません。ノウゼンカズラと老いた犬からそんなことまで想像されて、思わず読みとどまってしまう句です。

 ところで、写真は実家に置いてもらっているララ、8歳です。まだ老犬ではありませんが、犬にはゆっくりゆっくり年をとってと願うばかりです。

 なお、たびたび申し上げますが、今度の26日(土)および27日(日)は、実店舗・ネットショップともお休みさせていただきます。定休日と合わせ29日(火)まで、メールのご連絡もできません。どうぞ、ご了承くださいませ。

 

ラヴェンダーとほととぎす

ラヴェンダー①08.7.13.JPG


 夕方、裏で行われている工事が終わるのを待って庭仕事を始めると、久しぶりにほととぎすの声が聞けました。「キョッキョ、キョキョキョキョ」は、今年に入ってようやく2度め。今年は、工事のせいでうぐいすの鳴き声はしても、ほととぎすは6月の初めに一度聞いたきりだったのです。てっきり、別の河岸に移ってしまったものと思っていましたが、おそらくいつもの場所から少し離れたところに巣を見つけたようです。

 ほととぎすと言うと、深山の鳥のイメージがあり、去年は湘子先生の「天近き田も水足らひほととぎす」を紹介しましたが、ほかにもほととぎすの声を聞くにはもってこいの情景を詠った句があります。

 出羽にゐて出羽の朝餉やほととぎす  杉崎せつ(『鷹』2001年9月号)

 八ヶ岳見えねば雨やほととぎす     市川 葉(『鷹』2001年9月号)

 杉崎さんは小田原の方。句は旅先の朝食での一齣でしょう。地のものが並んだ朝食に、ほととぎすの声まで揃えば言うことなしですが、ほととぎすのころはおそらく山形でも最も山菜が豊富な時期。きっと、出羽ならではの朝食を堪能されたことでしょう。
 一方、市川葉さんは小諸在住の方。ほととぎすの時期、八ヶ岳が見えなければ雨になるのは暮らしの中で得た知恵なのでしょう。
 出羽への旅に聞くほととぎすも、八ヶ岳が見える土地に暮らしながら聞くほととぎすも、私には羨ましいかぎり。また、ほととぎすにとっても過ごしやすいように思います。久しぶりに鳴き声を聞かせてくれた近所のほととぎすには感謝しながらも、もっと暮らしやすい場所に移ったら…と思ってしまいました。

 庭では、ラヴェンダーが満開になるにつれて、花の重みで茎が倒れてきてしまいました。今年は空梅雨のおかげで花持ちがいいのですが、見ごろも来週いっぱいだと思います。

 なお、来週は、すでにご案内のとおり、実店舗・ネットショップとも26日(土)および27日(日)はお休みさせていただきます。ご了承くださいませ。

きいちごとヒグラシ

きいちご08.7.6①.JPG


 きょう夕方涼しくなるのを待って、きいちごの収穫をしました!
 しかも、今年初めてのヒグラシの声を聞きながら、です。

 南側に植えたきいちごは去年の夏の収穫後始末し、生き残った雄株のみ。すべて西側の花壇のものですが、空梅雨のおかげで、容器いっぱい227gの収穫がありました。
 この写真で区別がつくか心許ないのですが、赤の濃淡がおわかりいただけるでしょうか?黒っぽいものが完熟で、抓めばほろっと芯からはずれます。一方、まだ赤々しているものは本来もう少し待ちたいところですが、うかうかしていると熟しすぎて落ちてしまうので、早めに摘んでしまったもの。色はいいのですが、酸味があります。
 
 いずれにしても、これでローテ・グリュッツェRote Gruetze(6月23日コラム参照)を作るのが楽しみ。先日のBSフジ『大使館の食卓』はドイツ大使のおもてなしのランチでしたが、デザートはローテ・グリュツェをヨーグルトにあえたものでした。

涼しきもの

トルコキキョウ、デルフィニウム、ワレモコウ.JPG


 ここ最近、金曜の夕方に花を買い、活けるのは夜というパターンになってしまいました。
 新しい花を見られるのは土曜日のお客さまだけになってしまうので、決して喜ばしいことではないのですが、花屋さんの仕入れの都合で、火曜日や水曜日には花の種類も鮮度もともに芳しくないのです。
 おまけに暑くなってきたせいで、花もすぐに弱ってしまいます。先週のダリア「黒蝶」は持たず、花を変えました。

 今週は枝物がなく、かわりに背景にはワレモコウ。秋の花なのに季節感が狂って厭だと思いながらの選択です。
 主役は、目に涼しきものをと、水色のデルフィニウム。トルコキキョウはクリーム系かピンク系がよかったのですが、大量に入荷していたものはすべて白。これも止むをえずの選択ですが、こちらはいまのところ空梅雨気味で、暑い日もあるので、花やテーブルクロスは涼しい色を選ぶようにしています。

 ところで、「暑し」、「涼し」も夏の季語。「涼し」は秋になってから感ずる涼しさとは違い、暑い最中に感ずる涼しさのこと。実際風が吹いて覚える涼しさだけではなく、心理的に感ずる涼しさにも使われます。

 をみな等(ら)も涼しきときは遠(をち)を見る  中村草田男

 ふっと涼しくなる風が吹いたときにも、あるいは涼しさを覚えたときにも草田男のこの句が浮かび、同時に黒田清輝の『湖畔』まで浮かんできます。団扇を片手に湖畔に屈んだ女性の絵です。
 その若い浴衣の女性は決して俯いているわけではありませんが、湖面や湖を囲む山々に目をやるわけでもなく、物思いに沈んでいるのか、目は物を捉えてはいないようです。私はこの絵を思い出すたび、もう少し視線を上げて遠くの山並みに目を向けてくれたら、草田男の句になるのに…と残念になったり、こんなに涼しげな場所にいるのにもったいないなどと思ってしまいます。しかし、前面に描かれた女性の縞の浴衣にも、絵の半分以上を占める背景の湖にも濃淡の水色が使われていて、配色はとても涼しいのです。

 庭では北側のピンクの薔薇の手前に植えているラヴェンダーの蕾が大きくなり、一部開き始めました。バラの花柄を始末しているとき触れると、甘いなかにも辛みのある涼しい香りがさっとたちます。
 去年のように見頃が梅雨の激しい時期にぶつからないよう、願うばかりです。

 なお、7月1日の写真は、ヤマボウシ。白い4枚の花びらが十字を成しているように見えますが、白いものは花びらではなく、総苞(そうほう)と呼ばれるもの。花は、その中心に球状に集まった黄色の小花です。5月18日の写真では白い総苞がまだ細く緑がかっていますが、およそ1月後の6月初めには真っ白な十字になりました。いまはもう白い総苞は見られませんが、楚々としていかにも涼しげなので、ご紹介しました。

7月の予定<26日27日は臨時休業>

ヤマボウシ08.6.13①.JPG


 今年も半年過ぎ、はや7月です。

 8月にお盆休みをいただく予定ですが、7月にも都合により7月26日(土)27日(日)の両日お休みをいただくことになりました。実店舗、ネットショップともお休みです。勝手ながら、ご了承くださいませ。
 よって、26日27日の臨時休業のほか、28日29日の定休日は、ネットショップのお客さまにも、注文の確認やお届けのお知らせなどのメールはお送りできません。
 また、この間お菓子の製作・発送ができませんので、27日~30日(地域によっては31日も含む)のお届けの指定はできません。ご注意くださいませ。

 なお、ネットショップにてご注文の場合、直後に自動返信メールが届きますが、これは全くの「自動」のものです。24時間営業ではありませんので、この時点で当店にて注文の確認は行っていません。云わば、注文がまちがいなくモミの木まで届いたという証にすぎず、お届けの指定日などの注文内容は鸚鵡返しにすぎません。
 お客さまがお届けの指定をされた場合でもそれにお応えできるか否かのご連絡は、実際確認後とさせていただきます。必ず、「お届けのお知らせ」もしくは「お届けの変更のお願い」というメールを確認くださいませ。サイトでもお願いしているとおり、お届けのご指定の変更が難しい場合は、あらかじめお問い合わせくださいませ。
 お客さまのご注文の段階で、お届けの指定が可能か否かわかるようになればいいのですが、仕入れ商品を箱詰め・販売しているケースとは異なり、お菓子は作り置きすることなく、ひとつひとつご注文をいただいてから手作りしています。また、実店舗もあるため、機械的に何日以後ならOKというシステムができません。
 どうぞ、ご理解賜りますよう、お願いいたします。