
いよいよ今度の日曜11月30日からAdventアドヴェント(待降節)が始まります。
すでに何度か触れたとおり、アドヴェントとは、クリスマスの4回前の日曜から始まるクリスマスの準備期間として教会によって定められています。
日本では、クリスマスを「いい子にしていたら、サンタさんにプレゼントをもらえる日」と思っていらっしゃる方が大半のようですが、キリスト教国ドイツでは「イエスさま御生誕を祝う日」。その日を迎えるために物心両面の準備をするのがアドヴェントなのです。
そのアドヴェントにかかせないのが、Stollenシュトレン。パン生地にレーズンなどのドライフルーツを混ぜて焼いたものに粉砂糖をまぶしたお菓子。そのかたちは、プロテスタントのことはわかりませんが、カトリックの家庭では「白いおくるみに包まれた赤子のイエスさま」と言われています。
そのため大きなものは30cm以上もありますが、いずれも薄く(1cm弱)スライスしていただきます。
私がいたハノーファーのカトリックの家庭では、アドヴェントの間毎日のようにお茶にいただきましたが、なかにはクリスマスの直前に作り、クリスマスになってからようやく食べるという家庭もあるようです。
ドイツは地方色豊かなうえ、カトリックかプロテスタントかでも違いがありますし、個々の家庭の違いもあります。私がいた家庭では、クリスマスのお祝いの食事のデザートには、チョコレートのデコレーションケーキをいただき、シュトレンはその後食卓に上りませんでした。
いずれにしても、サンタクロースの到来を待って、真冬のクリスマスイヴにいちごのデコレーションケーキを食べる日本の大半の家庭とは異なります。少なくともシュトレンは、日本の家庭のようにクリスマスイヴにだけ口にするものではありません。
シュトレンは、余れば、あるいはあえて余分に用意して春先の復活祭のときに食べる家庭もあります。なかに入っているものがドライフルーツで、生のくだものを使っていないので、しっかりラップで包んで涼しいところに置けば日持ちがするのです。
なお、私の作るシュトレンは、ハノーファーのカトリックの家庭で毎日のように食していた味に近いもの。スパイスやアーモンドを入れたものもありますが、そのどちらも使わない、ドライフルーツのみのオーソドックスなタイプです。
と言うのも、アドヴェントには、シュトレンのほか、レープクーヘンやシュペクラーツィウス、シナモンの星型クッキーやバニラの三日月型クッキーなどさまざまなスパイスをきかせたクッキーがありますが、毎日のシュトレンにもスパイスが効いていると、どうしても少々過剰な感が否めません。シンプルなればこそ、毎日食べても飽きないと思います。
シュトレン1本の大きさは、おおよそ縦・横25cm~28cm×14cm~16cm。発酵具合によって、縦・横の長さや高さが変わります。
1本の重さは、約735g。
販売は、1枚ずつスライスしたもの、1本を3分の1にカットしたもの、およびまるごと1本の3サイズです。
3分の1本、およびまるごと1本のタイプは、スライスしてお召し上がりください。
値段については、後日お知らせいたします。
現在、4周年記念のサービスとして、ネットショップをご覧のご希望の方に、スライスしたシュトレン1枚をサービスしています。
ご希望の方は、住所、メールアドレス、お名前を明記の上、メールにてお申し込みくださいませ。
受付は、12月7日(日)までです。
実店舗では、12月6日(土)まで、シュトレン1.5枚840円(税込)のところ、735円(税込)にてサービスしています。シュトレンのスライスをご希望の場合は、必ずメールにてお申し込みください。実店舗では、スライスの受け渡しは行いませんので、ご注意ください。
発送は、味がなじみ食べごろになり次第。エージレスを入れてパックしたものをメール便にてお送りいたします。
また、12月7日までにネットショップにてお買い上げのお客さまにも同様のサービスを行っています。
この機会にぜひ、お試しくださいませ。