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アプリコットのシュトロイゼルクーヒェン

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 きょうは、久しぶりに朝から夏空が広がりました。生き返る思いです。

 8月中旬~9月中旬まで旬のシュトロイゼルクーヒェンは、アプリコット。
 夏らしいお天気に合わせて、クロスもオレンジと黄色の花柄に掛け変えたら、ちょうどお菓子にぴったりでした。もちろん、甘酸っぱいアプリコットと香ばしい生地との組み合わせもぴったり。アプリコットの酸味でさっぱりしながらも、コクがある生地であっさりしすぎない、そんなお菓子です。

 しかし、そのままでは酸味が強いアプリコットは、くだものと言えば生で食べることが多く、手を加えて食べる習慣がない日本では、プルーンと同様、あまりなじみがないかもしれません。
 私も、ドイツで初めてアプリコットを口にしました。2番めに住んだハイディーの家の朝は、平日は数種類のライ麦パンをスライスしたものに1cmほどの厚さのバターかチーズを押さえつけるように塗り、更にその上にジャムを塗ったものと珈琲でしたが、何種類ものジャムが直径30cmほどのターンテーブルに並んで出てきました。(ちょうど、日本の家庭で漬物を何種類も並べるのと同じです。)そのなかに、メーフェンピックのアプリコットのジャムもあったのですが、クレー(クローバー)のはちみつやチョコレートスプレッド、ラズベリーのジャムと並んで大のお気に入りになりました。

 ちょうど、黄桃をひと回りふた回り小さくしたようなアプリコットは、黄桃にはない酸味があります。以前、いまの時期作っていた黄桃のシュトロイゼルクーヒェンは、暑い時期にはおとなしすぎ、何か物足りないような気がしましたが、アプリコットにしたら、酸味がある分、お菓子にメリハリが出ました。

 このように、庭のくだものなどをのせて焼いたお菓子は、ドイツの家庭の定番です。
 ぜひ、ディンブラと一緒にお試しください。アプリコットのよさがわかっていただけると思います。