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新・ティーコジー⑥

<ロイド>のティーコジー・大.JPG


 引き続き、新しいティーコジーのご紹介です。

 ⑤と同じローラ・アシュレイの<ロイド>を使ったサイズ違いです。
ティーコジーは、底辺32cm×H24.2cm、最長部33.3cm。
ポットマットは、16cm×16.3cmです。

 ⑤と同様に、ダークブラウンのランナーと天辺のモスグリーンの丸ボタンがアクセントですが、裏地がオフホワイトのキルティングのため、お求めやすい価格です。

 ポットマットとのセットで、税込3,780円のところ、9月13日(日)まで20%OFFの3,024円(税込)です。
 大きなポット用のティーコジーはなかなかありません。 この機会にぜひ!
 購入方法は、新・ティーコジー②をご覧くださいませ。

新・ティーコジー⑤

<ロイド>のティーコジー.JPG


 引き続き、新しいティーコジーのお得なセールのお知らせです。

 こちらも写真のような「モミの木」のポットに最適なサイズのティーコジーです。
 ティーコジーは、底辺23.5cm×H19.3cm、最長部25.5cm。
 ポットマットは、10cm×10cmです。

 布地は①~④のティーコジーと同じくローラ・アシュレイの<ロイド>です。ダークブラウンのボダーと天辺の渋い青鈍(あおにび)の丸ボタンとがアクセント。<ロイド>の花模様を少し濃くしたようなサンドカラーの裏地に中綿を詰めています。
 ポットマットは、同じく<ロイド>。コースターほどの大きさですが、写真のようにちゃんとポットが納まります。ぜひ、熱いポットでテーブルを傷めないためにもお使いください。

 価格は、ボーダーを入れ中綿を詰めているため、税込3,360円です。9月13日(日)まで20%OFFの2,688円(税込)でご提供いたします。
 この機会にぜひどうぞ。購入方法は、新・ティーコジー②をご覧くださいませ。

新・ティーコジー④

<ロズリー>のティーコジー・大.JPG


 引き続き、ティーコジーのご紹介です。

 ③のティーコジーと同じ、ローラ・アシュレイの生地<ロズリー>ですが、大きいサイズです。裏地にはオフホワイトのキルティングを使っているため、サイズが大きくなっても、価格は抑えめです。天辺にはダークブラウンの楕円形のボタン付き。
 ポットマットは、この<ロズリー>と赤のコーデュロイの生地のリバーシブルです。

 サイズは、ティーコジーが底辺31.5cm×H23cm、最長部32.5cm。
 ポットマットが14.8cm×14.3cmです。

 価格は、税込3,675円のところ、さらに9月13日(日)まで20%OFFの2,940円(税込)です。
 大きなティーポット用のティーコジーはなかなか見つかりません。どうぞ、この機会にお買い求めくださいませ。

新・ティーコジー③

<ロズリー>のティーコジー①.JPG


 引き続き、新しいティーコジーのご紹介です。

 ①・②とほぼ同じサイズのティーコジー。布地はローラ・アシュレイの<ロズリー>です。木いちごのような、少し黒みがかった赤い生地にゴールドのダイヤ柄ですが、さらにゴールドのダイヤ柄をラズベリー色の糸で縁取りしたものです。天辺の木製のまるいボタンがアクセント。裏は無地のダークブラウンの布で、中綿を詰めています。
 ポットマットは、赤のコーデュロイ。裏地は同じく無地のダークブラウンです。
 
 サイズは、ティーコジーが底辺23.5cm×H20cm、最長部25.5cm。
 ポットマットが14.3cm×13.8cmです。

 価格は、税込3,150円のところ、9月13日(日)まで20%OFFの2,520円(税込)です。
 なお、別項にて紹介しますが、この<ロズリー>のティーコジーにはサイズ違いもあります。

 購入方法は、新・ティーコジー②をご覧くださいませ。
 

新・ティーコジー②

コーデュロイとダイヤ柄のティーコジー.JPG


 引き続き、新しいティーコジーのご紹介です。

 新・ティーコジー①と同じ赤のコーデュロイの生地に、ラズベリー色の生地にゴールドのダイヤ模様をあしらった生地<ロズリー>のボーダーが入ったティーコジー。ボーダーが入って、①のティーコジーよりシャープな印象です。天辺にダークブラウンのボタン付き。裏は、サンドカラーの無地の裏地に中綿を詰めています。
 ポットマットは、コーデュロイと<ロズリー>のリバーシブル。

 サイズは、ティーコジーが底辺24cm×H20cm、最長部(中央の横の長さ)25.5cm。
 ポットマットは、15cm×12cm。

 価格は、税込3,360円のところ、9月13日(日)まで20%OFFの2,688円(税込)です。
 中綿を詰めたティーコジーは、裏がキルティングのものより手間がかかります。また、ボーダーを入れる場合も手間がかかるため、その分値段に反映されます。どうぞ、ご了承くださいませ。
 表の生地は、どちらもローラ・アシュレイの布地です。

 ご購入は、買い物かごを作成しないため、実店舗にお越しいただくか、ネットショップをご利用の場合はお振込か代金引換のお支払いのみ対応可能です。
 ネットショップのお客さまで、ティーコジーのみご希望の場合は、問い合わせフォームに「ティーコジー②希望」とご記入ください。確認後「注文御礼」メールを送りますので、お振込の場合は入金確認後発送、代引の場合はすぐに発送いたします。送料はお買い上げ金額により変わります。また、お振込および代引の手数料はお客さまご負担とさせていただいています。
 ほかにお菓子や紅茶もお買い上げの場合は、注文画面の通信欄にその旨ご記入くださいませ。その際、ティーコジーの金額が合計金額に反映されません。お支払い金額は、自動返信メールではなく、後ほど当店で確認後返信いたします「注文御礼」メールにてお確かめくださいませ。その後の流れは、ティーコジーのみお買い上げの場合と同様です。

 なお、7月にご紹介したティーポットとティーキャディースプーン、3種の紅茶のセットは売り切れました。
 ディンブラ以外のヌワラエリアとルフナはいかがでしたでしょうか?
 同じスリランカの紅茶でもこんなに味が違うということに驚かれたと思います。ヌワラエリアはミルクティーにはおすすめできませんが、水出しアイスティーにして緑茶や麦茶代わりに楽しんでいただくほか、どうしてもミルクティー派という方は、ヌワラエリアとルフナまたはディンブラを1:1で入れてみてください。ミルクティーとして美味しくいただけると思います。

 
 

9月の営業予定と新・ティーコジー①

コーデュロイのティーコジー.JPG


 ありがたいことにカラッと晴れたお天気が続いていますが、日の落ちるのも早くなり、めっきり秋らしくなりました。紅茶も、アイスティーより温かいものの方が嬉しい、そう思うようにもなってきました。

 そこで、新しいティーコジーのご紹介です。
 これからの季節、紅茶が冷めてしまっては、せっかくのお茶の時間が台無しですが、ティーコジーが1枚あれば、ゆっくり、温かいお茶を楽しめます。
 ぜひ、お気に入りの1枚を見つけてください。使い始めると、絶対手放せなくなります。

 ただ、買い物かごは作成しません。
 そのため、実店舗とネットショップをご利用の場合は振込か代引きのお支払いのみ対応可能ですが、その分多少割安にご提供いたします。詳しくは、お問い合わせください。
 なお、先日お知らせしましたとおり、静岡への移転のため、9月は、13日(日)まで製作・発送いたしますが、その後しばらくお休みさせていただきます。この価格でのティーコジーのご提供も9月13日(日)までです。どうぞ、ご了承くださいませ。

 まず、見るからに暖かそうな赤のコーデュロイのティーコジーです。
 裏地はオフホワイトのキルティング、天辺のアーモンド色のボタンがアクセントになっています。
 ポットマット付。柄は、おそらくりんごかプルーンのような木に咲く花の模様です。
 中綿が入ったポットマットは、ティーポットの保温の役目もありますが、テーブルの保護にも効果があります。紅茶の入った熱いポットをクロスの掛かっていないテーブルに置くと、ポットの跡がついてしまうことがありますが、それを避けるためにもぜひお使いください。そのほか、鍋つかみにも使えると思います。

 ティーコジーのサイズは、底辺25cm×H20.5cm、最長部(中央の横の長さ)26.5cm。
ポットマットは、15.5cm×15cm。
 写真のように、モミの木のポットのようなサイズ(ポットの容量約500ccにお湯350cc=ティーカップ2.5杯分=マグカップ2杯分)におすすめです。
 お値段は、2,625円(税込)のところ、20%OFFの2,100円(税込)です。
 ちなみに、ティーコジーの表布は、ローラ・アシュレイです。
 
 どうぞ、この機会にご検討ください。ほかに20%OFFでご提供できるものは、サイズ違いも含め5枚です。

使った茶葉の活用法

カサブランカ(白)09.7.21.JPG


 先週は好天に恵まれましたが、今週は梅雨らしいお天気。
 水害に遭われた皆さまにはお見舞い申し上げます。

 庭のカサブランカは雨に打たれても、強い香りを放っています。写真のカサブランカは花の重みで前屈みになっていますが、太い茎のおかげで倒れず、北側から玄関に向かってくると、ちょうど正面に見えます。
 この白いカサブランカとほかの2本は、ちょうどコンポストを埋めている近くにあるせいか、すこぶる成長がいいのです。コンポストから離れた、写真右奥の白いカサブランカは根もとの茎まわりは4cmほどしかありませんが、コンポスト近くのものはどれも8cm前後。花数もぜんぜん違うと思って数えてみると、太い茎には12輪、細い方には6輪と、倍も違います。
 こんなに違うならコンポストの場所を移すべきだった、可哀相なことをしたと後悔していますが、コンポストの実力に今更ながら驚きました。紅茶の葉やコーヒー、くだものや野菜の皮がいい肥料になってくれています。

 ところで、先日使った紅茶(出がらし)もそのまま捨てるのはもったいないと、冷蔵庫の脱臭剤に使い、さらにそれをコンポストにしている話を紹介しましたが、本を見ると、ほかにも利用法が書かれています。
 例えば、魚を焼いたグリルやフライパンを洗う際に、出がらしを古いストッキングなどに入れたもので拭くと臭いがとれる、煮出した紅茶でTシャツなどを染めるとありますが、私の経験では魚の臭いはオレンジやレモンの皮でこする方がよくとれますし、紅茶で染物など失敗のリスクが私には大きく、試す気がありません。
 日常的に活用できるか否かは、効果が実感できることと簡単で、面倒ではないことが重要ですが、コンポストができなくても、茶葉を捨てる際、スプーンで取り出す→タッパーに入れ、冷蔵庫に移す→脱臭剤として利用→捨てるまたはコンポストの順にすると、使っているうちに水分がなくなり、捨てる際に水分を絞る必要がなくなります。生ゴミに含まれる水分が、焼却に使用するエネルギーの量も左右するそうですから、これだけでも多少違うと思います。少し手間ですが、茶葉を処分する際、お試しください。

 ところで、24日は、アプリコットのシュトロイゼルクーヒェンのほか、チーズケーキ、マフィンなどをご用意の予定です。お菓子のカット売りもいたしますが、直径18cmサイズを8分の1にカットしたものが1人分で、シュトロイゼルクーヒェンは315円(税込)、チーズケーキは365円(税込)です。なお、チーズケーキは紅茶向けの味です。ご了承ください。

ティーキャニスターと3種の紅茶のセットと使った茶葉の活用法

ティーキャニスターと3種の紅茶のセット②.JPG


 お得な紅茶のセット、第2弾のご紹介です。
 今回は、ティーキャニスター1個とスリランカの紅茶3種のセットです。
 紅茶はティーポットのセットと同様、ディンブラ、ルフナ、ヌワラエリアですが、今回はディンブラが100g、ルフナ、ヌワラエリアは@30gです。このセットが、3,227円(税込)のところ、2,940円(税込)です。

 ティーキャニスターは、バラ、無地、ハーブのうち1つをお選びください。
 バラ模様のタイプは、本体に花とつぼみが描かれた面が2面、花のみが2面です。
 ハーブ模様は、本体の2面にはラヴェンダーとカモミールが2つずつ、ワイルドストロベリー1つが描かれていますが、他は、カモミールとワイルドストロベリーが1つずつの面とラヴェンダーとワイルドストロベリーが1つずつの面があります。
 サイズは、7.7cm×7.7cm×H12cm。茶葉100gを入れても、少し余裕がある大きさです。今回のセットでは、ルフナとヌワラエリアは、袋にジッパーがある上、量もお湯350cc茶葉ティーキャディスプーン2杯=5gで6回分なので、容器に移し替える必要はありませんが、100g入りのディンブラは、袋にジッパーもありませんので、密閉容器に入れ替えるのがおすすめです。
 フタの内側の縁にコルクが付けられ、それが密封性をよくしています。

 なくなり次第終了のセットですので、買い物かごは作成しません。ご希望の方は、ケーゼクーヒェン(チーズケーキ)直径18cmサイズを1クリックし、必ず、通信欄にティーキャニスターのセット希望の旨と、ご希望の柄をご記入ください。

 なお、ティーキャニスターのみご購入の場合は、1,470円(税込)です。ネットショップでは、かわりに旬のシュトロイゼルクーヒェンをクリックし、通信欄にティーキャニスター希望の旨と柄をお忘れなくご記入ください。

 後味さっぱりの紅茶は、夏こそおすすめです。
 夏は、甘い飲み物を飲んでも喉が渇き、また冷たい飲み物に手を出し…、とついつい飲み物ばかりで食欲をなくしてしまう方もいらっしゃるようですが、紅茶は、タンニンの働きで口がさっぱり。おかげで、冷たい物をとりすぎることがありません。

 また、紅茶を淹れた後の茶葉も捨てずに活用しましょう。
 おすすめは、紅茶を淹れて残った茶葉(出がらし)に水を入れただけの薄いアイスティー。
 うちでは、アニメ『おじゃる丸』に出てくるうすいさんに因んで、「うすいさちよ」ティー(うすいさんは使ったティーバッグを干して、何度も何度も使う漫画家さんです)と呼んでいますが、この薄いアイスティーが風呂上りの寝る前にぴったりなのです。寝る前にふつうの濃さの紅茶を飲むと、カフェインでなかなか寝付けなくなってしまうものですが、あるとき、紅茶は飲みたいけれど、これから淹れるのは面倒と思い、横着をしてポットに残っていた茶葉に水を入れて飲んだところ、後味さっぱり、後から寝付けなくて困ることもありませんでした。
 カフェインが減った一方、タンニンはほどよく残っているアイスティーです。お試しください。
 そのほか、使った茶葉をタッパーなどに移して、冷蔵庫に置けば、脱臭剤にもなります。使っているうちに乾燥もするので、捨てる(うちはコンポストです!)際には水切りもできて、一石二鳥です。

 なお、実店舗では、実際にティーキャニスター、ティーポットもお確かめいただけます。ティーポットは残り1個です。ぜひ、この機会にどうぞ。

3種の紅茶のアイスティーの作り方

アイスティー3種②.JPG


 スリランカの3種の紅茶のセットで作ったアイスティーのうち、まんなかのディンブラと右のルフナにそれぞれ20ccのミルクを入れました。
 ミルクを入れると、ディンブラはまさにミルクキャラメルの色。味もミルクで、コクとほんのりした甘みとが加わりました。

 ところで、この3種のアイスティーは、それぞれの茶葉のよさを引き出すため、それぞれ別の作り方をしています。
 アイスティーの作り方は、一般に、2倍の濃度で紅茶を淹れ、それを氷で急冷する作り方や「二度取りアイスティー」が知られています。
 しかし、今回、ディンブラだけは急冷式ですが、ヌワラエリアは水出し、ルフナはホットの紅茶を室温で冷まし、それを氷を入れたグラスに注いだものです。
 と言うのも、急冷式も「二度取り」も氷を多く使うため、家庭では作りにくく、不経済だからです。そこで、氷をあまり使わず、簡単かつそれぞれの茶葉のよさを引き出す方法をご紹介します。

 ヌワラエリアは、味も緑茶に似ていますが、お湯の温度や茶葉の量によって苦味が出るところも同じです。それを避けるためにも、水出しは非常に簡単で、優れた方法です。
 ヌワラエリア、ティーキャディスプーンまたはティースプーンすりきり1杯=約2.5gに水500ccを加え、室温で2~3時間置きます。その後、氷を入れたグラスに注いで、出来上がり。
 水500ccにヌワラエリアをティーキャディスプーン2杯=約5gでは濃くなりますが、その場合水で薄めて、味を調節します。この場合一度にたくさんの量を作れますが、苦味が出やすいので、早めに味を確かめてください。
 水出しとは言え、茶葉の量や置く時間によっては苦味が出ます。まず、茶葉1杯水500ccで作り、その後お好みに応じて、茶葉を増やすなり、置く時間を調節してください。
 このように、時間さえあれば熱とエネルギーを使わず、経済的かつ環境にもやさしい方法です。
 水色はほうじ茶ですが、味は緑茶に近いので、緑茶がわりにどうぞ。
 量は、グラスが大きいので、氷7個、最初の方法で作ったヌワラエリア200ccです。

 次にルフナのアイスティーですが、ホットで飲む場合と同じように淹れ、室温で冷まし、氷を入れたグラスに注いで出来上がりです。
 茶葉の量は、ティーキャディスプーン(ティースプーン)2杯=約5gにお湯350ccです。詳しくは、このカテゴリーのいちばん最初に掲載している「おいしい!紅茶の淹れ方」をご覧ください。
 ポイントは、室温で冷ます点です。冷蔵すると、紅茶に含まれるタンニンとカフェインとが凝固して、水色が白く、濁るクリームダウンと呼ばれる状態になります。
 冷めたら、氷を入れたグラスに注いでいただきますが、ルフナは濃くなりがちなので、そのままでは少し濃いと思います。別に苦味や渋味が出るわけではありませんが、その場合、ミルクまたは、少しの水とミルクとで味を調節してください。飲みごたえのあるミルクティーの出来上がりです。
 なお、写真の量は、氷7個に紅茶130cc、ミルク20ccです。

 最後に急冷式で作るディンブラのアイスティーの作り方です。
 急冷式のよいところは、思い立ったらすぐできる、時間がかからないことと、香りがよく出ることです。
 ただし、氷は、先のふたつの方法よりも多く必要です。
 ルフナもこの方法でできないわけではありませんが、ルフナはタンニンがディンブラより多く、慣れないとアイスティーをクリームダウン=白濁させてしまいがちです。そのため、ホットの方法で淹れ、室温で冷ます作り方をおすすめします。
 ディンブラ、ティーキャディスプーンすりきり2杯=約5gにお湯240ccを注ぎ、4分ほど置き、別のポットかマグカップなどに茶漉しで漉して、移し変えます。その半分ほどを氷をいっぱいに入れたグラス7分目くらいまで、一気に注ぎます。このときもお湯を注いだときと同じく、ふわっとディンブラの甘みのある香りが立ちます。
 ミルクティーにする場合はここでミルクを加えます。ミルクを入れない場合は、最初に入れた氷の量によって濃さが変わりますが、味を見て、濃ければ少し水を加えて薄め、ちょうどよければ氷を足してグラスとアイスティーの量のバランスを整えます(見た目を整えるだけなので、味がちょうどよければそのままでも可)。
 ポイントは、氷の量です。紅茶の量に対して氷が少なすぎると、氷が溶けすぎて生ぬるく、薄い味になってしまいます。また、グラスに一気に注いで急冷すると、濁らず、美しいアイスティーができます。そのため、いったん別のティーポットやマグカップなどに紅茶を漉しておくと、失敗がありません。もっとも、これも見た目のためなので、ミルクティーにする場合は、この手間は省いても問題ありません。
 ちなみに、このグラスには、氷9個、紅茶120cc、ミルク20ccを使用しましたが、ひとまわり小さいグラスならば、氷7個、紅茶100cc、お好みで水(ストレートの場合)またはミルク10~15ccでいいかと思います。

 アイスティーは、茶葉と水、またはお湯の量さえつかめば、失敗がありません。
 ぜひ、この夏はアイスティーをマスターしてください。
 3つの紅茶を開けても、ジッパー付きなので保存も安心。あれこれ美味しい組み合わせをお試しください(このセットをご希望の方は、1つ前のコラム、「3種の紅茶のセットとアイスティー」にて確認してください)。

3種の紅茶のお試しセットとアイスティー

アイスティー3種.JPG


 今朝は雲ひとつない快晴。澄み切った空はコバルトブルーで、ここでは滅多に見られない空でした。
 残念ながら午後には雲が広がってしまいましたが、夏がそこまで来ています!

 そんなとき嬉しいのが、アイスティー。
 左から、ヌワラエリア、ディンブラ、ルフナのアイスティーです。
 ヌワラエリアはミルクティーに合わない、緑茶やほうじ茶に近い味の紅茶なので、このままいただきます。
 一方、ディンブラとルフナはそのままでもいいですが、ミルクティーにすると、ガムシロップをいれなくても、ほんのりした甘みとコクとを楽しめます。

 次の写真でミルクティーの色を確認していただきますが、まずはミルクを入れる前の水色(すいしょく=紅茶の色)をお確かめください。
 この写真でどれだけ再現されるか心許ないのですが、ヌワラエリアは枯色ないしは朽葉(くちば)色のような黄みを帯び、ディンブラは赤みの強い茶、ルフナは黒みがかった茶色です。

 3種とも同じスリランカの紅茶ですが、産地が違えば、水色もこんなに違うのです。
 味も、3種3様。
 ミルクティーがおすすめのディンブラとルフナですが、黒みがかったルフナの方が、タンニンが多いため
飲みごたえがあり、少しスモーキーな香りもあります。

 先日ティーポットとティーキャディスプーンに3種の紅茶のお試しセットを作りましたが、ポットはあるので紅茶だけ欲しいという方に、ヌワラエリア、ディンブラ、ルフナの@30g計90gを997円(税込)にて販売いたします。
 買い物かごを作成しませんので、ディンブラ100gをかわりにクリックしていただき、通信欄に「お試しセット」と必ずご記入ください。

 ぜひ、飲み較べをしてみてください。ふだん、あの紅茶にはこのお菓子…と説明していますが、きっと納得していただけると思います。
 グラスで紅茶の色が楽しめるぶん、アイスティーにすると、いっそう茶葉の違いがわかりやすいと思います。

ティーポットについて

ポットの内側.JPG


 お得なティーポットと紅茶のセットについて、説明不足の点がありました。お詫びします。

 ポットの内側は、写真のように茶の釉薬が塗られています。そのため、おそらく(使ったわけではないので、一般論ですが)、茶渋がつきにくい、少なくとも茶渋が目立つことがないと思います。しかし、内側が茶色ということは、ポットのなかの紅茶の水色(すいしょく)を確かめることはできません。内側が白いカップをお使いいただければ、紅茶の色を楽しんでいただけます。
 また、ふたにはストッパーが付いているので、おそらく注ぐときふたが落ちることもないと思います。
 大きさは、注ぎ口の先から取っ手まで20.5cm、本体の幅12.5cm、高さ11cmです。

 量はマグカップ2杯分を淹れるのに最適のサイズですが、おひとり分でもお湯は1回につき350cc入れてください(詳しくは11日のコラム参照)。
 その半分では、おそらく茶葉がうまくジャンピングできず、おいしく淹れられません。残りはティーコジーを被せておけばある程度保温ができますし、ぬるければ電子レンジであたため、ミルクなどで濃さを調節してください。

 ポットの向こう側にも、同じように赤い小花の模様があります。
 ぜひ、ふだん用のポットとしてご自分用に、あるいはおふたり用に、最初のポットとして、大事にしてください。

 なお、ティーキャディスプーンの下の小皿は、セットに含まれません。ご了承ください。

 そのほか、ご質問があればご遠慮なく、お問い合わせくださいませ。 

お得なティーポットと紅茶のセット

お得なティーポットと紅茶のセット.JPG


 ときどき、お客さまから、リーフの紅茶を淹れたいけれどポットがない…とご相談されることがあります。
 ポットを選ぶ際のポイントは、以前にも触れたことがあります(カテゴリー『おいしい紅茶の淹れ方』のコラム参照)が、まずは、一度にどれくらいの量の紅茶を淹れるのか、大きさを決めること。それから使い勝手とデザインの好みの合うものを探すことになります。
 しかし、使い勝手、デザインともに満足するものを探すのも容易ではなく、私も「モミの木」の白い磁器のポットに出合うまではいろいろ回り道をしました。

 要は、結局使わないポットを買い集めてしまったわけですが、「モミの木」には合わないものでも、どなたか別の方には使っていただけそうなものがあります。そんなワケありのポットですが、これから茶葉で紅茶を淹れたいという方に使っていただけたら…と、おすすめのスリランカの茶葉3種とティーキャディスプーンもセットにして、1,995円(税込)で販売いたします。

 ポットは、ティーカップをウエッジウッドとジノリに統一することにしたため、使う当てがなくなり、未使用です。以前使っていた白地に赤い小花のポットに似ていて、その懐かしさから買ってしまったのですが、紅茶だけでなく、緑茶を淹れても違和感がないと思います。
 洗って容量を確認したところ、ポットの注ぎ口の付け根にいくつか小さな穴がありますが、その中央の穴の上がちょうど350cc、満水で500cc(ふたの縁まで入れた場合520cc)です。
 「モミの木」では、1人分として茶葉がティースプーンまたはティーキャディスプーン2杯、お湯は350cc入れていますが、これはティーカップで2.5杯、マグカップで2杯分の量です。この分量を淹れるにはちょうどいいポットです。
 実際紅茶を淹れて試したわけではないので、茶葉がジャンピングしやすいのかどうかはわかりません。一般にポットはダルマ形が最もジャンピングしやすいと言われていますが、なかなかダルマ形で欲しいと思うものがありません。酸素を含んだ新鮮な水でお湯をしっかり沸かし、勢いよくお湯を注げば十分だと思います。
 また、注いだときどの程度茶葉が出るかもわかりませんが、残念ながら、「モミの木」で使っている、注ぎ口に差し込むタイプの茶漉しは入りませんでした。

 このポットに、スリランカの茶葉、ディンブラ、ルフナ、ヌワラエリアの3種@30gをつけます。
この分量は、ティーキャディスプーン1杯2.5g前後の茶葉を2杯=約5g使い、350ccのお湯を注いだ場合の6回分に相当します。

 ディンブラは、「モミの木」のいちばんのおすすめにして、いちばん人気。ケーゼクーヒェン(チーズケーキ)やくだものの酸味のあるお菓子にも、チョコレートやナッツを使った香ばしいお菓子のどちらにも非常に相性のいい紅茶です。一緒に口にするお菓子を惹き立てながらも出しゃばらない、おとなしい茶葉ですが、ほんのりと甘みのある香りがあり、ミルクを入れても入れなくても美味しくいただけます。
 そのため、まずディンブラを試していただき、これよりももう少し、タンニンが多く、飲みごたえがあるものがご希望ならば、香りのお好みやお菓子に応じて、ウバやルフナをおすすめしますが、どれか1つだけと言われれば、断然!ディンブラです。
 しかし、色々な紅茶を知っていただけるよう、ディンブラよりも飲みごたえがあるルフナと、水出しアイスティーがおすすめのヌワラエリアもセットにします。
 ルフナは、アッサムのように非常にタンニンが多い紅茶ですが、淹れっぱなしでも、渋すぎたり、苦すぎたりという問題はありません。ただ、濃くなるのです。そんなときはミルクかお湯で濃さを調節すれば、美味しくいただけます。しかし、このタンニンの多い、しっかりした飲みごたえの個性が生きるのは、チョコレートやナッツを使った、コクのあるお菓子。ちょうどコーヒーに合うお菓子に相性のいい紅茶です。あっさりタイプのお菓子には紅茶が勝ちすぎ、バランスが悪くなりますので、ご注意ください。
 一方、ヌワラエリアは、緑茶とほうじ茶の中間のような紅茶です。水色(すいしょく)はほうじ茶のような茶色ですが、味は緑茶に近く、淹れっぱなしにしたり、淹れ方によっては、緑茶のような苦味が出ます。そのため、食後や羊羹などの和菓子と合わせたり、夏は水出しアイスティーにするのがおすすめです。
 それぞれ個性がはっきりしているので、違いがわかりやすいと思いますが、このなかから今後のお気に入りが見つかると思います。

 そして、1本あると便利なのがティーキャディスプーン。メジャースプーンとも言うように、茶葉の量を量るスプーンです。紅茶をおいしく淹れるコツはお湯の沸し方や好きな茶葉を選ぶことのほかに、淹れる茶葉とお湯の適量を知ることにつきると思いますが、専用のスプーンで茶葉を量るようにすれば、茶葉の量によって味にムラが出ることもなくなります。

 以上の、ティーポット1個、茶葉(ディンブラ、ルフナ、ヌワラエリア)@30g×3=90g、ティーキャディスプーン1本をまとめて、1,995円(税込)と、たいへんお得なセットです。
 これ専用の買い物かごを作成すると赤字になりますので、ご希望の方は、同じ値段のケーゼクーヒェン(チーズケーキ)直径15cmサイズを1とクリックし、通信欄に必ず「ティーポットのセット」とご記入ください。ご記入がない場合は、チーズケーキの注文として扱いますので、忘れずにお願いいたします。
 もちろん、ご希望の方には、ラヴェンダーも同梱します。
 この機会にぜひ、お試しください。売り切れの場合は、お赦しくださいませ。
  

ミルクティーと牛乳の話

ディンブラとルフナのミルクティー.JPG


 先日入荷したディンブラ(左)とルフナ(右)のミルクティーです。
 前回の写真では水色(すいしょく=紅茶の色)の違いがはっきりしなかったため、今回は、自家用の、さつまいもと栗とアーモンドのタルトに合わせてみました。

 1杯めの段階では、右手のルフナより赤茶色のディンブラの方が水色が濃いものの、だんだん2杯めになると、ルフナの方がタンニンが出て、色も黒っぽく濃くなります。味も濃くなりますが、渋味・苦味は出ません。
 ディンブラも渋味・苦味が出ないので、それをいいことに紅茶を待っている間にほかのことを始めてしまい、ついつい淹れっぱなしにしてしまうのですが、カップに入れた紅茶にお湯を差したり、ミルクで濃さを調節すれば全く問題ありません。

 お客さまにも「紅茶が濃ければ、カップの紅茶にお湯を差して味を調節してください」と言うと、怪訝な顔をされることがあります。実際、専用の「ホットウォータージャグ」というお湯差しもありますし、イギリスでは最初から紅茶と一緒にお湯も出されるようです。
 しかし、私はロンドンに大学3年のときに行ったきりで、ホットチョコレートが美味しかったことはよく覚えているのですが、このようにして紅茶を飲んだ記憶がありません。またお湯がぬるいのも厭なので、イギリス式ではなく、紅茶が濃くなったときにお湯をお持ちしています。

 ところで、イギリスでは、紅茶はミルクが先か?ミルクが後か?(ミルク・イン・ファーストか?ミルク・イン・アフターか?)と言う論争があったそうです。一見どちらでもいいような、大した違いもないような話ですが、2003年に英国王立化学協会が出した「完璧な紅茶のいれ方」10ヵ条には、「カップにまず先にミルクを注ぎ、続けて紅茶を注ぎ、おいしそうな色合いになるのを目指す」とあるそうです。
 写真でも、先に入れておいた20ccほどのミルクに紅茶を注いでいますが、実際ミルクに紅茶を注ぐ方がミルクに紅茶がよく混ざり、甘い香りが立ちます。熱い紅茶にミルクを入れると、どうしてもミルクのたんぱく質が変質し、ミルクティーが少し重くなることがあります。しかし、ミルクに少しずつ紅茶を注げばたんぱく質が急激に熱せられることもなく、たんぱく質が変わりにくいようです。
 ふだん私は淹れっぱなしの紅茶を電子レンジで温め、ミルクを後から入れて飲むことが多いので、たまにミルク・イン・ファーストで飲むとそのよさを実感します。ぜひ、一度、ミルク→紅茶の順で試してみてください。その際、牛乳はぜひ「低温殺菌牛乳」を。美味しいミルクティーには牛乳選びも大切です。

 牛乳は脂肪分の多い少ないではなく、その製法こそがいちばんの味の決め手です。牛乳の殺菌方法には2種、120度~130度で2秒の超高温殺菌と、63度~65度で30分もしくは75度で15秒の低温殺菌とがありますが、牛乳のたんぱく質は75度で変質するので、牛乳本来の風味や飲み心地を味わうならば低温殺菌牛乳です。しかし、味よりも効率を追求する日本のメーカーの主流は超高温殺菌牛乳。ときに、変質したたんぱく質のせいで卵を茹ですぎてしまったときのような硫黄臭がするものがあります。
 美味しいミルクティーは低温殺菌牛乳で。殺菌に時間がかかるので低温殺菌牛乳はどうしても値段が高めになりますが、風味が違います。先の王立化学協会の10ヵ条でも低温殺菌牛乳をすすめています。

 なお、お客さまには、写真のミルクピッチャーに40ccほど入れてお出ししていますが、残っていることが多々あります。私としては全部使うくらいがミルクティーとしてちょうどいい、あるいは少し少ないかもしれないと思っています。残されたものは処分するしかないので、ぜひたっぷり使ってください。

いちごとりんごのシュトロイゼルクーヒェンu.ディンブラ入荷予定

シュトロイゼルクーヒェンとミルクティー.JPG


 2月は「逃げる」の言葉どおり、きょうから早3月です。
 このところ暖かくなったり、寒が戻ったりと、春と冬とが拮抗しています。
 シュトロイゼルクーヒェンも、いちごのほか、体を温める作用のあるシナモンを生地に使ったりんごも焼きました。

 どちらもミルクティーや珈琲におすすめですが、きょうのミルクティーはウバとヌワラエリアのブレンド。
 ヌワラエリアは、ダージリンと同じく、ミルクを入れずに、そのまま緑茶と同じように食後や和菓子(例えば黒糖の羊羹にラム酒を少し刷毛で塗ったものに、砂糖を入れずにホイップした生クリームを添えたもの)と合わせるのがおすすめですが、ウバとブレンドしてみると、ミルクティーとして充分美味しくいただけます。もっとも、もともとヌワラエリアの水色(すいしょく)が薄いので、ミルクティーの色はディンブラやアッサムのように濃くはなりませんが。

 なぜ、わざわざこのようなブレンドにしたかと言うと、ディンブラの在庫切れのためです。
 お客さまに召し上がっていただく分は確保していますが、現在100g入の茶葉は入荷待ち。昨年は3月4日の入荷でしたが、今年は6日(金)の予定です。ご面倒ですが、茶葉の購入の際にも予めご連絡くださいませ(022-377-6166)。

 ところで、ドイツは珈琲大国と言われるとおり、朝のパンや午後のお茶もほとんど珈琲ですが、私は紅茶のお呼ばれもよく受けました。それは、日本人の私に気を使って、日本人はGruener Teeグリューナー・テー「緑茶」だけど、ないから、同じTeeテー「お茶」のSchwarzer Teeシュヴァルツァー・テー「黒茶」にしようと言う発想だったかもしれません。(ドイツ語では、紅のお茶ではなく、黒いお茶と言います!)
 しかし、何と言っても感動したのは、寒い日に、あつあつの焼りんごにアイスクリームを添えたものと、絞りたてのオレンジとコワントローを垂らした紅茶の香り高いおもてなしでした。また、私が住んでいたハイディーのところでは、夜おしゃべりするときに、紅茶にラム酒を落としたものが出てきたこともありましたが、紅茶と同時にリキュールにもよく親しんでいるからこそ出来ることでしょう。
 
 きょうは暖かい一日でしたが、明日はまた冬型の気圧配置とか。寒い夜少し口寂しいときなど、ラム酒を少し垂らしてお砂糖を入れた紅茶などもいいものです。

残暑お見舞い申し上げます

白玉とヌワラエリアのアイスティー①.JPG


 夏痩せて嫌ひなものは嫌ひなり  三橋鷹女(1899年~1972年)

 新聞を見ると、去年ほどではないようですが、残暑が続いているようです。ここ仙台では、8月に入って真夏日になったのも5日のみ、夏空もちらっと拝めた日も含めて数日ほどなので、残暑の実感もありませんが、夏バテなどなさっていらっしゃらないでしょうか?お見舞い申し上げます。
 もともとここはお盆をすぎれば涼しくなる土地ですが、今年は夏らしい日も続かぬうちに秋になってしまいそうで、私も夏痩せの心配がありません。もっとも、『赤毛のアン』を読んだころの念願どおり手作りのお菓子で毎日のようにお茶をしていますが、学生のころから体型も変わらず、きょうのお茶は思い立って白玉です。

 白玉は、粉に水を入れてまとめ、茹でて冷やすだけ。餡さえあればすぐにいただけます。きょうは、少し残っていたローテ・グリュッツェで甘い餡に酸味を加えました。
 紅茶は、水出ししたヌワラエリアのアイスティーです。水500ccを5gほどのヌワラエリアに注ぎ、室温に数時間。その後茶葉を漉して、冷蔵庫で冷やすだけの手間要らず。
 ヌワラエリアは、緑茶と同じく、お湯で煎れた場合ポットに茶葉が残っていると苦味が出ますが、水出ししたものを漉して冷やせば苦味が出ず、非常にすっきりした味を楽しめます。もともと中国の茶の木をスリランカの高地に植えたものなので、アッサムの茶の木を植えたディンブラやウバなどのほかのスリランカの紅茶とは違い、中国茶やほうじ茶に近い風味です。そのため、和菓子や和食に緑茶がわりにぴったりなのです。

 ところで、冒頭の句の鷹女は、明治生まれですが、主に戦前戦後にかけて「この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉」「絶壁に月を捕へし捕虫網」など独自の世界を築きました。夏痩せの句も直接は、嫌いなものは痩せようがどうなろうが絶対厭だ、という内容ですが、食べ物にかぎらず、自分の信念を曲げることを嫌った鷹女の生き方が表れていると思います。

 しかし、鷹女が嫌いといって口にしなかったものは何だったのでしょうか。
 私の場合、匂いが強いものが苦手で、ビールやワインに合わない酸味のある副菜や、いくら食べても満足感が得られないあっさりしたものもあまり好きではありません。
 例えば、大葉やバジル、タイムは好きですが、セロリ、茗荷、春菊、ラプサンスーチョン(正露丸のような臭いの中国産の紅茶)、キャラウェイシードは苦手。どれも食べられなくても困るものではありませんが、キャラウェイシードは、ドイツの南部に行くとザワークラウトやライ麦パンによく入れられています。有難いことに、私がいたハノーファーではふらっと入ったパン屋さんでも小学校の給食や家庭でもそのようなものに遭遇したことはありませんでしたが、もしキャラウェイシード入りのライ麦パンなど食べさせられていたら、いまごろこんなことはしていないと思います。
 もともと、あっさりしたものをたくさん食べるより、しっかりしたものを少しいただく方を選ぶ。刺身より鰻、そうめんより蕎麦という好みのせいか、夏バテ知らずで体型も変化なしなのです。

 なお、俳句では立秋が過ぎ、初秋の句を紹介すべきところでした。「夏痩せ」という季語ばかりでなく、白玉もアイスティーも夏の季語。
 実際はまだまだ冷たいものが嬉しい日が続くと思いますが、冷たいものばかりでは食欲不振を招き、夏バテの原因になります。みなさま、どうぞご自愛くださいませ。

ナンジャタウン・チーズケーキ博覧会u.紅茶の力の話

チーズケーキ博覧会③.JPG


 ようやく池袋のナムコ・ナンジャタウンの『チーズケーキ博覧会』に行ってきました!
 3月14日から始まっていたのに行けたのが6月8日の最終日では、反省材料として参考にもできないのですが、「紅茶党のためのチーズケーキ」を出品している以上、どんな紅茶を、どんな容器で、どうやって提供し、どのような場所で召し上がっていただいているのか?ぜひとも確認したかったのです。(ついでに、もしも売れ残っていたら、買い占めて実家への手土産にしようと思っていたのが、お蔭さまで杞憂に終わりました。)

 写真は会場のものは差し障りがあるといけないので、チーズケーキ博覧会の垂れ幕です。
 会場のサンシャイン・ワールドインポートマートにつながっている地下道に向かう途中エスカレーターに乗っていると、目の前に私のチーズケーキがありました。垂れ幕の文字の上の右から2番目、ちょうど地図の北海道のオホーツク海あたりです。
 パンフレットによると、総勢150種の出品だったそうですが、台生地も何の飾りもないレモン色のお菓子がパンフレットの表紙の22種のなかにも入れていただいていました。

 会場は、予想通り、ナンジャタウンのアトラクション目当てのお子さま連れと若いカップルが中心。
 紅茶は、アイスティーを注文するとファーストフード店と同種の容器に甘味の入っていない「紅茶花伝」でした。液体の紅茶は全く買わないので、「紅茶花伝」は実に数年ぶり。確か缶のミルクティーには甘味がついていましたが、甘味がないのでお菓子がさっぱりいただけます。
 ただ、甘味のないお茶は口直しには最適ですが、風味にクセのある紅茶はその風味が苦手という方もいらっしゃるでしょうし、その風味によってお菓子の味が変わってしまう危険も感じました。
 
 私の「モミの木」はTeestubeテーシュトゥーベ、紅茶店ですが、あくまでも「ドイツのお菓子の」紅茶店。
 主役はお菓子で、紅茶や珈琲は従。飲み物はお菓子を引き立てるもの、と考えているので、飲み物がお菓子の邪魔をすることがあってはなりません。そのため、お菓子と一緒に召し上がっていただく紅茶には、風味にクセのないディンブラをおすすめすることが多くなり、実際私の「紅茶党のためのチーズケーキ」にいちばん合うのもディンブラだと思っています。

 風味が強くクセのあるアールグレーやラプサンスーチョン、あるいはフレバードティーなどの紅茶は、どうしても紅茶が主役、食べ物の味を変えてしまいます。
 以前、ある紅茶店でタルト・タタンがあったのでおすすめを聞いたところ、「神聖な香りがする」という紅茶をすすめられました。どんな紅茶だろうと楽しみに待っていると、やって来たのは「線香の香り」を強くしたアールグレーに似た紅茶。なるほど、線香の香りは神聖な香りの一種ですが、お蔭でタルト・タタンは台無し。ボディーのあるルフナを合わせれば、カラメリゼしたりんごに負けることなく、ルフナのかすかなスモーキーの風味がよく合い、その甘い香りがいっそうお菓子を引き立てるのに・・・と、他人事ながら残念でした。

 なお、紅茶が主役の紅茶店ではないので、紅茶の種類も限定し、ディンブラばかりおすすめしがちですが、それ以外の紅茶を気軽に試していただけるよう、お試しサイズも用意しています。
 量は、カップ2.5杯(350cc)×3回分=カップ5杯(700cc)×2回分です。
 いまあるのは、ディンブラ、ウバ、ルフナ、アッサムのミルクティーにもおすすめのタイプです。
 
 ところで、昨日帰宅すると、アーチの薔薇の蕾が大きくなっていました。今週後半が見頃だと思います。ぜひ、香りもお楽しみいただけたら・・・と思います。
 実店舗では必ずしもチーズケーキがあるわけではありませんが、紅茶は、クロスのかかったテーブルに、使い捨て容器ではなくウエッジウッドのカップで2.5杯分ポットでお出ししています。お菓子は飲み物次第で美味しくなる、そう実感していただけると思います。

ディンブラのミルクティーu.牛乳の話

ディンブラ・07年6月入荷分と08年クオリティーシーズン②.JPG

 昨年6月入荷のディンブラと本日入荷の08年クオリティーシーズンのディンブラのミルクティーです。
 前の写真のものに、ミルクをそれぞれ20cc入れましたが、何か違いがありますでしょうか。私には、今回のクオリティーシーズンのディンブラであれば、差が感じられません。 

 ところで、イギリスでは、ミルクが先か後かが問題になるようですが、数年前発表された王立科学アカデミーだったか、権威のある機関の見解では、ミルクが紅茶よりも先だそうです。ミルクを熱い紅茶のなかに後から入れると、ミルクのたんぱく質が紅茶の熱でいちどに加熱されてしまうため、それを避けるべく、冷たいミルクに徐々に熱い紅茶を注ぐのがよいとの理由です。
 というのも、たんぱく質には、熱を入れると固まる性質があります。卵を例にとるとわかりやすいように、熱が加わったたんぱく質には食べごたえが生まれ、においも、特に高温で熱せられた場合は硫黄臭が発生します。生卵よりゆで卵、半熟卵より固ゆで卵の方が腹持ちがよいものですが、見方を変えれば、「重く」もなります。この重さが出るのを避けるため、先にミルクを入れたカップに後から少しずつ紅茶を加え、ミルクのたんぱく質が固まるのを防ぐのです。

 ただ、ディンブラはミルクなしでも充分に美味しくいただける紅茶です。
 一緒にいただくお菓子によっては、お菓子とのバランスをとるため、ミルクを加えてコクを出す必要がありますが、まず最初の一口はミルクを入れずにいただき、味の確認をするのをおすすめします。また、紅茶だけをいただく場合には、最初の1杯はそのまま、次はミルクティーに、濃くなった最後は砂糖を加えたミルクティーにと味の変化をつけるとおもしろいと思います。
 ふだん飲んでいる紅茶は別にして、紅茶の封を開けたときや、初めての店で紅茶を飲む場合は、最初の一口は味を確認し後からミルクを加える方が無難です。

 もっとも、ミルクは65℃前後でゆっくり殺菌処理された「低温殺菌牛乳」が大前提です。
 日本では、ヨーロッパと違い、市販の牛乳の大半が120℃~130℃の高温で殺菌されたものです。この効率優先の殺菌処理のため、なかには硫黄臭のあるものがあります(おそろしいことに、なかにはこの硫黄臭こそ牛乳のにおいと思っている方もいらっしゃるようです)が、低温殺菌の牛乳には牛乳本来の甘みのある香りが残り、飲み口も軽いのです。
 牛乳を購入される際には、ぜひ殺菌方法もチェックしてください。低温殺菌には30分ほど要します。そのため、どうしても値段に反映し、一般の高温殺菌のものより高いはずです。
 蛇足ながら、低温殺菌牛乳と低脂肪牛乳とは全くの別物、値段も全く異なります。どうぞ、混同されませんように。

クオリティーシーズンディンブラ、入荷

ディンブラ・07年6月入荷分と08年クオリティーシーズン①.JPG


 お待たせしておりましたクオリティーシーズンのディンブラが入荷しました!

 早速、07年6月入荷分のものと一緒に試してみました。
 左のスージー・クーパーデザインのカップに昨年6月入荷のもの、右側のブループラムのカップに今年のクオリティーシーズンのものを淹れました。

 水色(すいしょく=紅茶の色)のとおり、どちらも味・飲みごたえに変わりがなく、香りにも差がありません。甘めの香りのなかに少し辛口の香が混じります。昨年のクオリティーシーズンの茶葉は、ポットにお湯を注ぐと、さっとウバのようなメンソール系の辛味のある香りが立ちのぼり、凛々しいものでした。ウバが好きな私にとっては大当たり!でしたが、今年のものはそれに較べるとおとなしい感は否めません。しかし、どんなお菓子にも合わせやすいうえに、ディンブラのみでも美味です。見方を変えれば、ディンブラは一年中味が安定していると言えます。
 また、次の写真のとおり、ミルクティーにしても充分おいしく楽しめます。

 ぜひ、お試しくださいませ。なお、実店舗は、水曜・日曜はご予約があった場合のみ営業、とさせていただいています。ご了承くださいませ。

ティーコジーの効果 ②

ティーコジーあり・25分後.JPG


 ティーコジーを使う場合と使わない場合とでは、どれほどの差が生ずるのか?検証の続きです。

 写真は、「モミの木」で使用しているティーコジー(中綿入り)を使ったポットの紅茶を25分後に注いだときのもの。ティーコジーを使っていないものの測定からさらに5分経過していますが、写真のとおり、カップの紅茶の温度は48℃です。

 このティーコジーは店内用ですが、販売用と同じ製作者に依頼したものです。キルティング地のものと中綿を詰めたものとでは、多少差があるかもしれません。デザインや布地によって異なるので、その効果の違いまで検証できませんが、ご容赦くださいませ。
 ただ言えることは、中綿を詰めたものはその分手間がかかるため値段に反映すること、キルティングの方が手入れが楽なことです。

 私のいちばんのおすすめは、自宅用であれば紺の水玉のティーコジー。キルティング地のカジュアルなデザインのため、決してお客さま用ではありませんが、ふだん使いにもってこい。値段も手頃なのに、ポットマット付きで万全です。07年10月6日の写真のとおり、意外にいろいろな大きさのポットに対応できます。最初の1枚としてぜひ!

ティーコジーの効果 ①

ティーコジーなし・20分後②.JPG


 前回ティーコジーのセール(茶葉のプレゼント)についてお知らせしましたが、実店舗、ネットショップとも期間は2月17日(日曜日)までです。

 ところで、ティーコジーはお使いになっていればその効果はご存知だと思いますが、お持ちでない方は実際の効果がどれほどなのか、疑問に思っていらっしゃるかと思います。そこで、同じ条件で紅茶を淹れ、ティーコジーを使ったものと使わなかったものの温度を測りました。
 どうぞ、参考になさってください。

 条件は、以下のとおりです。
 ポット・・・・・・・・・・・・・・・「モミの木」で使っているノリタケの磁器製
 カップ・・・・・・・・・・・・・・・「モミの木」で使っているウエッジウッドのボーンチャイナ 
 お湯 ・・・・・・・・・・・・・・・95℃前後、350cc
 茶葉 ・・・・・・・・・・・・・・・ウバ
 測定 ・・・・・・・・・・・・・・・2杯目
 室温 ・・・・・・・・・・・・・・・20℃ 
 お湯を入れる順番・・・・・ティーコジーを使うポット→使わないポット
 温度を測る順番・・・・・・・ティーコジーを使っていないカップ→使わないカップ
 上記のように、ティーコジーを使っていない方に有利な条件にしました。
 なお、紅茶は2杯目のためこのまま飲むには濃くなりすぎていますが、温度変化を起こさぬよう、ミルクや差し湯で味の調節はしていません。

 写真は、ティーコジーを使っていないポットの紅茶を20分後に注いだときの温度です。はっきり見えないかもしれませんが、カップの紅茶の温度は40℃です。
 次に、ティーコジーを使ったポットの紅茶を25分後に注いだときの写真を掲載します。

ティーコジーのセール

ティーコジー+茶葉のセット.JPG


 鉄瓶も風も笛吹き寒四郎(かんしろう)  藤田湘子(『てんてん』)
 
 きょうで1月もおわり。2月4日が立春なので、暦のうえでは寒明けまでもうすぐですが、まだまだ寒い日には体を温めてくれるミルクティーがおすすめです。ミルクティーがいちばん美味しく、ありがたいと思える時期ですが、同時に紅茶を保温するティーコジーの威力とありがたみとを感じる時でもあります。

 そこで、ティーコジーのセールをすることにしました。といっても、ネットショップで値引きはできないので、ティーコジーお買い上げのお客さまに、以下のとおり、ミルクティー向けの紅茶をサービスいたします。ティーカップの量は、350ccずつ淹れた場合の量です。
 1,000円~1,999円のティーコジー+ディンブラ(ティーカップ7.5杯分)+ルフナ(ティーカップ7.5杯分)
=(計)2種・ティーカップ15杯分
 2,000円~2,999円のティーコジー+上記の茶葉+ウバ(ティーカップ7.5杯分)
=(計)3種・ティーカップ22.5杯分
3,000円~3,999円のティーコジー+上記の茶葉+アッサム(ティーカップ7.5杯分)
=(計)4種・ティーカップ30杯分
4,000円~4,999円のティーコジー+同上+ショコラーデンクーヒェンまたはレモンのパウンドケーキ1個
=(計)4種・ティーカップ30杯分
 どの茶葉もミルクなしでもいただけますが、ミルクを入れる方が紅茶のよさが楽しめます。
 写真のように小分けし、おいしい紅茶の淹れ方の説明書つきです。

 ディンブラやウバは、 お湯350cc=ティーカップ2.5杯分=茶葉4g(ティースプーンすりきり2杯)で3回分、
 もしくは         お湯700cc=ティーカップ5杯分=茶葉6g(ティースプーンすりきり3杯)で2回分。
 ルフナやアッサムは、お湯350cc=ティーカップ2.5杯分=茶葉6g(同・軽く山盛り2杯)で3回分、
 もしくは         お湯700cc=ティーカップ5杯分=茶葉9g(同・軽く山盛り3杯)で2回分。
 この分量を見て、お湯の量が2倍ならば茶葉も2倍では?と思う方もいらっしゃるかもしれません。大方の紅茶の淹れ方の説明では、単純にティーカップ1杯につきティースプーン1杯の分量とされていますが、日本の水は硬水のイギリスとは違います。軟水でミネラルが少ない日本の水では、紅茶の味がダイレクトに出るため、ティースプーン1杯ふやすだけで充分。水が違えば、茶葉の量も変わるということです。
 そのため、350ccずつ淹れるよりも、一度に700ccずつ淹れる方が、使用する茶葉が少なくすみ、量はたっぷり。こちらの方が経済的なうえ、お湯を沸かす手間とガス代・CO2の面から考えてもおすすめです。冷めれば電子レンジで温める方が、いちいちお湯を沸かすより早く経済的、環境にもいいそうです。そこでティーコジーを使うとさらに、電子レンジを使う必要がなく、時間が経ちすぎてしまい使うとしても、温める時間が少なくてすみます。
 ついでながら、珈琲も同様です。珈琲1杯150cc前後の場合豆は15g使っていますが、2杯淹れる場合は25gで充分です。

 また、おいしく紅茶を淹れるには、茶葉の量以外に、お湯の沸かし方と温度も重要。お湯を酸素を含んだ状態で充分な温度まで沸かさないと、うまく茶葉がジャンピングできず、紅茶の成分がうまく抽出されないのです。説明にも記していますが、水はくみたてを、たっぷり、勢いよく、表面にぽこぽこ100円玉ほどの泡が5~6個上がってくる(95℃前後)まで沸かし、勢いよくポットに注ぎます。
 
 ところで、紅茶がうまくジャンピングするには、やかんも重要です。冒頭の湘子(しょうし)先生の句のように、外で風がうなっているとき、暖かい茶の間で鉄瓶がしゅうしゅう(?)音を立てているのは理想的な景で、また鉄瓶で沸かすとお湯がまろやかになると聞きます。しかし、このお湯で紅茶を淹れると、鉄瓶の鉄分と紅茶のタンニンとが結合するせいで、紅茶が黒ずみ、美しい水色(すいしょく)にならず、香りもいまひとつだそうです。
 なお、寒四郎とは、寒に入って4日目を表す季語です。そのころならついつい首をすくめてしまうような風でしょう。そんなときに鉄瓶がある茶の間で本でも読んでいられたら…。遅ればせながら、羨望とともに紹介させていただきました。

 ティーコジーは、同じ値段で色違い・柄違いがあるものもあります。
 実店舗には、ネットショップ以外のティーコジーもあります。同様の茶葉が付きますので、ぜひこの機会にお試しくださいませ。お気に入りの茶葉も見つかると思います。

ティーコジーのセール

ティーコジー+茶葉のセット.JPG


 鉄瓶も風も笛吹き寒四郎(かんしろう)  藤田湘子(『てんてん』)
 
 きょうで1月もおわり。2月4日が立春なので、暦のうえでは寒明けまでもうすぐですが、まだまだ寒い日には体を温めてくれるミルクティーがおすすめです。ミルクティーがいちばん美味しく、ありがたいと思える時期ですが、同時に紅茶を保温するティーコジーの威力とありがたみとを感じる時でもあります。

 そこで、ティーコジーのセールをすることにしました。といっても、ネットショップで値引きはできないので、ティーコジーお買い上げのお客さまに、以下のとおり、ミルクティー向けの紅茶をサービスいたします。ティーカップの量は、350ccずつ淹れた場合の量です。
 1,000円~1,999円のティーコジー+ディンブラ(ティーカップ7.5杯分)+ルフナ(ティーカップ7.5杯分)
=(計)2種・ティーカップ15杯分
 2,000円~2,999円のティーコジー+上記の茶葉+ウバ(ティーカップ7.5杯分)
=(計)3種・ティーカップ22.5杯分
3,000円~3,999円のティーコジー+上記の茶葉+アッサム(ティーカップ7.5杯分)
=(計)4種・ティーカップ30杯分
4,000円~4,999円のティーコジー+同上+ショコラーデンクーヒェンまたはレモンのパウンドケーキ1個
=(計)4種・ティーカップ30杯分
 どの茶葉もミルクなしでもいただけますが、ミルクを入れる方が紅茶のよさが楽しめます。
 写真のように小分けし、おいしい紅茶の淹れ方の説明書つきです。

 ディンブラやウバは、 お湯350cc=ティーカップ2.5杯分=茶葉4g(ティースプーンすりきり2杯)で3回分、
 もしくは         お湯700cc=ティーカップ5杯分=茶葉6g(ティースプーンすりきり3杯)で2回分。
 ルフナやアッサムは、お湯350cc=ティーカップ2.5杯分=茶葉6g(同・軽く山盛り2杯)で3回分、
 もしくは         お湯700cc=ティーカップ5杯分=茶葉9g(同・軽く山盛り3杯)で2回分。
 この分量を見て、お湯の量が2倍ならば茶葉も2倍では?と思う方もいらっしゃるかもしれません。大方の紅茶の淹れ方の説明では、単純にティーカップ1杯につきティースプーン1杯の分量とされていますが、日本の水は硬水のイギリスとは違います。軟水でミネラルが少ない日本の水では、紅茶の味がダイレクトに出るため、ティースプーン1杯ふやすだけで充分。水が違えば、茶葉の量も変わるということです。
 そのため、350ccずつ淹れるよりも、一度に700ccずつ淹れる方が、使用する茶葉が少なくすみ、量はたっぷり。こちらの方が経済的なうえ、お湯を沸かす手間とガス代・CO2の面から考えてもおすすめです。冷めれば電子レンジで温める方が、いちいちお湯を沸かすより早く経済的、環境にもいいそうです。そこでティーコジーを使うとさらに、電子レンジを使う必要がなく、時間が経ちすぎてしまい使うとしても、温める時間が少なくてすみます。
 ついでながら、珈琲も同様です。珈琲1杯150cc前後の場合豆は15g使っていますが、2杯淹れる場合は25gで充分です。

 また、おいしく紅茶を淹れるには、茶葉の量以外に、お湯の沸かし方と温度も重要。お湯を酸素を含んだ状態で充分な温度まで沸かさないと、うまく茶葉がジャンピングできず、紅茶の成分がうまく抽出されないのです。説明にも記していますが、水はくみたてを、たっぷり、勢いよく、表面にぽこぽこ100円玉ほどの泡が5~6個上がってくる(95℃前後)まで沸かし、勢いよくポットに注ぎます。
 
 ところで、紅茶がうまくジャンピングするには、やかんも重要です。冒頭の湘子(しょうし)先生の句のように、外で風がうなっているとき、暖かい茶の間で鉄瓶がしゅうしゅう(?)音を立てているのは理想的な景で、また鉄瓶で沸かすとお湯がまろやかになると聞きます。しかし、このお湯で紅茶を淹れると、鉄瓶の鉄分と紅茶のタンニンとが結合するせいで、紅茶が黒ずみ、美しい水色(すいしょく)にならず、香りもいまひとつだそうです。
 なお、寒四郎とは、寒に入って4日目を表す季語です。そのころならついつい首をすくめてしまうような風でしょう。そんなときに鉄瓶がある茶の間で本でも読んでいられたら…。遅ればせながら、羨望とともに紹介させていただきました。

 ティーコジーは、同じ値段で色違い・柄違いがあるものもあります。
 実店舗には、ネットショップ以外のティーコジーもあります。同様の茶葉が付きますので、ぜひこの機会にお試しくださいませ。お気に入りの茶葉も見つかると思います。

ヌワラエリアのおすすめ

ヌワラエリア.JPG


 先週はぐっと冷え込み、木曜から金曜の朝にかけて10数センチの積雪。1時間以上かかった雪掻きの筋肉痛は消えましたが、日陰ではまだ雪が解けずに残っています。

 こんな寒い時期には、コクのあるものや甘いものが欲しくなるもの。私は、体が寒さから身を守るために本能的に脂肪をつけようとしている、そう解釈して多少のことはよしとしています。
 私の場合、特にあんこもの。ふだんあまり食べないのですが、この時期だけは別。ぜんざいに少しシナモンをふりかけたり、フレンチトーストのソースに浸したものを焼かずに電子レンジで温め、それにつぶ餡と砂糖を入れずにホイップした生クリーム、シナモンにさくらんぼやいちごのジャムの酸味を少し加えたものをよくいただいています。フレンチトーストはバターで焼けば香ばしくて美味ですが、電子レンジで加熱したものは手軽な上に、ふわふわで美味。フライパンを使って片付ける手間がかからず、ソースが固まってふるふるのプリンのようになります。

 和菓子は、以前住んでいた柴又『髙木屋』のどらやき、三越などで買える『たねや』のもなか「ふくみ天平(てんびん)」、静岡『清水屋』の「黒奴(くろやっこ)」が贔屓ですが、緑茶なら静岡の小柳津清一商店の茎茶か煎茶と決めています。
 しかし、『髙木屋』のどらやきと『たねや』のもなかは、ミルクティーや珈琲と一緒に楽しむこともしばしば。つぶ餡はもちろん、どちらも皮が美味で、特に「ふくみ天平」は求肥でかためたつぶ餡を食べる前に皮ではさむので、皮が香ばしくパリパリとして、ミルクティーや珈琲とも非常に相性がいいのです。
 一方、こし餡を昆布入りの羊羹で包んだ「黒奴」や羊羹は、生地がないので、緑茶かヌワラエリア、もしくはダージリンと一緒にいただくことにしています。静岡の島田~清水あたりのひとならご存知の黒奴(仙台でも『さくら野百貨店』で見かけたことがあります)は、小さな俵型の一種の羊羹ですが、隠し味の塩のおかげでふつうの羊羹より手が伸びてしまいます。黒奴の写真は残念ながらありませんが、写真は近所で買える岩手の『回進堂』の羊羹。それに砂糖を入れずにホイップした生クリームを添えています。私としては羊羹に生クリームはあんこに生クリームと同様、違和感はありません。羊羹にラム酒をほんの少し、数滴ほど垂らすと、アッサム系の紅茶(アッサム、ないしはディンブラ、ルフナ、ウバ)に合うようになります。アッサム系の紅茶はミルクティーがおいしいものですが、この場合はミルクを入れない方がいいと思います。

 ダージリンに似たヌワラエリアは、2杯目なので色が濃くなり、ほうじ茶のようになりました。1杯目はみずみずしい、新芽のような風味が楽しめますが、ポットに入れたままにしておくと、どうしても苦味が出ます。2杯目以降は注いでから差し湯をして味を調節する必要がありますが、アッサム系の紅茶のような香りはしません。
 そのため、食後の緑茶がわりにしたり、かりんとうやお煎餅など緑茶に合うお茶菓子におすすめです。夏は水出しにしたものを冷やして麦茶がわりにすると非常にさっぱりとしていいもの(『おいしい!アイスティーの淹れ方』参照)ですが、きょうはホットで、ジノリのベッキオホワイトの湯のみです。もちろん、お菓子にフォークを使う場合はティーカップでも。同じことはダージリンにも言えますが、ただ値段的にリーズナブルとは言えません。

 モミの木のお菓子で合うものはあまりないので、ご紹介する機会がないのですが、ぜひお試しくださいませ。
 また、お気に入りの紅茶を見つけていただけるよう、近々お試しセットを販売予定です。乞う、ご期待!です。

実店舗営業時間・紅茶について

CIMG1072.JPG

 以前にもご案内のとおり、7月より実店舗営業の営業は、木・金・土曜の11:00~18:30 (ラストオーダー17:30)とさせていただいております。
 水曜および日曜は、事前にご予約をいただいた場合のみ営業いたします。
 (ネットショップは、水曜~日曜の営業です。)

 なお、実店舗はあくまでもTeestube「お茶の店」、紅茶とお菓子を楽しんでいただく場です。
 お菓子のみ、紅茶あるいは珈琲等の販売もいたしておりますが、茶葉の専門店でも、いわゆる洋菓子店でもありません。したがって、お菓子がショーケースに並んでいるわけでもなく、作っているのはデコレーションのない、ドイツの家庭の味のKuchen。デコレーションケーキはありません。

 紅茶は当店のお菓子に合うスリランカのものを中心に扱っているので、何10種と取り揃えているわけでもありませんし、またお菓子の風味を損ないかねないフレバードティーも扱ってはいません。どれも毎日飲んでも飽きない、上質の茶葉ばかり。スリランカの紅茶は、ネットショップと同じく、ディンブラ、ウバ、ルフナ、ヌワラエリヤの4種。インド紅茶は、ダージリンとアッサムのみです。
 ダージリンはオークションで毎回のようにトップの成績の「ジュンパナ茶園」のものですが、現在インド紅茶の小売はしておりません。11月1日の「紅茶の日」に向けて準備中です。
 ただ、原木が中国茶のダージリンは、ミルクティーには合う紅茶とは言えません。また、私が作るドイツの家庭のお菓子のほとんどは甘さ控えめ、砂糖を加えた生クリームなどのデコレーションもなく、あっさりしています。そのため、あまり合うお菓子がありません。紅茶の方が強すぎ、お菓子とのバランスが悪いのです。ダージリンは、私にとって近寄りがたい美人のような存在で、甘さのしっかりしたデコレーションケーキや、あるいは羊羹など煎茶に合うお菓子に向いていると思います。
 つまり、ビーフシチューに合うようなしっかりタンニンのあるワインをあっさりした魚料理に合わせたら、ワインが料理をダメにしてしまうように、飲み物と食べ物との相性はお菓子にとっても重要なのです。また、逆にビーフシチューにかるい白ワインでは物足りないもの。ワインによって料理が生きることもありません。糖分油分のしっかりしたお菓子には、タンニンのあるルフナやアッサム、もしくはダージリンのセカンドフラッシュがおすすめです。なお、あっさり淡白なお菓子と言って、あまりに淡白なスリランカのキャンディーを合わせても、お菓子も紅茶も物足りず食べた気がしないもの(そのため、当店のお菓子に合うものがないキャンディーは扱っていません)。そんなときには、紅茶でお菓子を少し補うこと。スリランカのディンブラがおすすめです。
 もっとも、ディンブラは、ミルクを入れても入れなくてもおいしく、お菓子の風味を損なうこともありません。また紅茶だけいただいても物足りないということもありません。このディンブラが、いちばんのおすすめであり、これを基準に紅茶のおすすめをしています。例えば、このディンブラより、タンニンがあって飲みごたえがあるものがお望なら、ウバ、ルフナ、アッサムがありますが、このうちのどれにするかは、合わせるお菓子や香りのお好みによって変わります(キレのある、辛みの香りがお好きでしたらウバを、甘みのある香りがお好みならルフナです)。もし、どれか1つだけという場合は、迷わずディンブラです。少し飲みごたえが欲しければ少し濃いめに。これで問題はないと思います。

 お菓子は私1人の手作り、量産はできません。お菓子を作ったことがあればおわかりいただけると思いますが、それなりに時間がかかるものです。せいぜいふつうの人より多少要領よく速くできるにすぎないと思います。そのため、場合によっては種類・数が揃わないこともあります。予め電話で確認なりご予約なりしていただくと、よろしいかと思います。

 写真は、レモン色のウインターコスモスと薄むらさきの孔雀草、背景にユーカリをあしらったものです。

使いやすいティーポットとは?

ティーポットいろいろ(6種).JPG


 先日ティーコジーに合うポットをいろいろと紹介しましたが、ポットの大きさがわかるよう一緒に並べてみました。この中で2人分700cc入るのは、まるい赤のポットだけです。

 前列真ん中の白い磁器のポットが、「モミの木」で使っているもの。この7分ほどがお湯350ccで、1人分です。
 このポットを選んだ理由はいろいろありますが、以下が大きなポイントでした。
 ①1人分350ccの量にちょうどよいこと
 ②色が白く、ウェッジウッドやジノリのカップと並べても違和感のないこと
 ③縦に長い形のおかげで、茶葉が比較的ジャンピングしやすいこと
 ④お湯の注ぎ口がまるみを帯びた四角形で5.5cm×6cmあり、茶葉の処分がラクで、中が洗いやすいこと 
 ⑤重すぎないこと
 ポットを選ぶ際にはまずデザインに惹かれるか否かが重要ですが、デザインが合格したら、先にあげた実用面の条件を忘れてはなりません。
 実は上の写真のほかにまだポットを持っているほどポット好きですが、この実用面の条件に厳しくなったのはやっとお店で使用するポットを探し始めてから。それまでは、かたちに惚れ惚れして買ってしまい、失敗もありました。
 なかでも失敗しやすいのは、お湯の注ぎ口の大きさです。お湯の注ぎ口が狭いと、洗うときに大変なのです。中の茶葉がなかなか取り出せないのはイライラのもと。一度、縦長のデザインがスマートな灰色がかった緑のポットを買ったのですが、直径4.5cmの口ではすんなり茶葉が出てくれず、出番がなくなってしまいました。
 
 これから寒くなるにつれて、ミルクティーがおいしくなります。ティーバックを卒業して茶葉で紅茶を淹れてみたい方、デザインと実用面の条件に予算も合うものなど、なかなか都合よく見つからないかもしれません。そんなときはカリタのサーバーがおすすめです。
 実用重視の素っ気ないデザインですが、大きさも豊富。300cc入りのものでも350ccのお湯がしっかり入り、淹れる分量も300ccの印があるのでわかりやすいと思います。また、フタがそのまま茶漉しの役目も果たすので、あまり茶葉も出ません。値段も手頃です。自分用なら当座をしのぐのに充分。ティーコジーを掛けてしまえば、デザインはあまり気にならないでしょう。

 なお、金属製のかご型の茶漉しが付いているポットがありますが、あの茶漉しでは茶葉がよく開かず、ジャンピングもうまく出来ません。せっかく茶葉で淹れるのなら、かご型の茶漉しをはずし、「モミの木」で使っている口に差し込むタイプの茶漉しか、手で持って使うタイプの茶漉しを使えば大丈夫です。
 
 おいしく紅茶を淹れるためには、茶葉と淹れ方のほか、ポットも重要です。
 たのしいお茶の時間をお祈りいたします。

 

ティーコジーとポット・紺の水玉⑤

ティーコジーとポット・紺の水玉⑤.JPG

 ダルマ型のティーポット。ご覧のとおり、厚手で重いのが難点ですが、このダルマ型は最もジャンピングのしやすい形だと聞いたことがあります。
 どっしりとした安定感のある形に惹かれたものの、とにかく重さ700g以上と重いため、ふだん使いにはなりませんでした。
 大きさは、直径12cm、長さ20cm、高さ14cm。ちょうどこのティーコジーにいいサイズです。
 しかし、容量は600ccが限度、適量は500ccほど。700ccほど入れば2人分淹れるのにちょうどよかったのですが、1人分には大きすぎ、すっかりお蔵入りです。
 
 ティーコジーの紹介のはずが、ポットの紹介のようになってきました。ポットを買う際の参考になさってください。

ティーコジーとポット・紺の水玉④

ティーコジーとポット・紺の水玉④.JPG

 小ぶりですが、横長のポット。持ち手の部分が存在感のあるイギリス・バーレイ社製です。このシノワズリーの模様は、カントリーの小物がお好きな方にはお馴染みでしょう。
 ポットの大きさは、直径11cm、長さ20cm、高さ11cm。あまり高さがないので上の部分があまり、このティーコジーにはぴったりというわけではありませんが…。
 なお、容量は最大400cc、適量300ccほど。
 硬水のイギリスのメーカーなので、これで茶葉2杯にカップ2杯分の大きさだと思います。しかし、軟水の日本の水で紅茶を淹れると、水にミネラルが少ないためダイレクトに紅茶の成分が抽出され、茶葉2杯に対してお湯300ccでは濃くなってしまいます。お湯350ccというのは、日本の軟水を使う場合、茶葉2杯に対して最適の量だと思います。
 お好みがありますが、ぜひこの量で試してみてください。茶葉による差もあるかもしれませんが、少なくとも当店で扱っている茶葉には最適の量だと思います。

ティーコジーとポット・紺の水玉③

ティーコジーとポット・紺の水玉③.JPG

 これまた白の横長のポットです。フタのつまみ部分が、ギリシア正教の塔の屋根のようなユニークな形です。
 サイズは、直径12.5cm、長さ21.5cm、高さ11cm。
 容量は、最大500cc、適量350ccほど。
 これは、イメージしやすくするための写真です。購入の前に必ずお手持ちのポットのサイズを測り、サイトのティーコジーの大きさを確認してください。

ティーコジーとポット・紺の水玉②

ティーコジーとポット・紺の水玉②.JPG

 紺の水玉模様がカジュアルなティーコジーには、こんな赤いポットもよく似合います。
 ちなみにポットの大きさは、本体直径13cm、長さ21cm、高さ13cm。
 容量は、最大800cc。2人分700cc=ティーカップ5杯分=マグカップ4杯分が淹れられる大きさです。
 なお、700cc淹れる場合の茶葉は、ティーキャディスプーンもしくはティースプーンで3杯で充分です。
 

ティーコジーとポット・紺の水玉①

ティーコジーとポット・紺の水玉①.JPG

  リニューアル後に販売するティーコジーです。
 もちろんサイトに大きさの表示をしてありますが、数字だけではイメージがつかみにくいものです。そこで、それぞれのティーコジーに入るポットと写したものです。どうぞ、参考になさってください。

 この水玉模様のティーコジーは、本体底辺31.5cm、高さ18.5cm(色ちがいの若草色も同様)。このような横長のデザインのポットにぴったりです。

 ちなみに、このポットの大きさは、本体の中心約11cm、注ぎ口から取っ手まで22.5cm、高さ12cm。
 容量は最大500ccほどですが、適量は350ccくらいです。

 350ccで、ティーカップ2.5杯分=マグカップ2杯分。モミの木でお一人様分として使っているノリタケの白いポットと同程度の容量です。
 1回にせいぜいティーカップ1杯かマグカップ1杯で充分な方も、一度にこの量のお湯で淹れるのをおすすめします。というのも、紅茶をうまく淹れるためには、茶葉をお湯の中で対流(ジャンピング)させる必要がありますが、ある程度お湯の量がないとうまくジャンピグできないのです。
 一度に飲みきれなくても、ティーコジーで保温すればあまり冷めません。もし冷めてしまったら、来客用でなければ電子レンジで温めれば大丈夫。濃くなってしまった紅茶は、ミルクを入れるか差し湯をすれば問題ありません。また、冷め切っていなければ、お湯を一から沸かすより早いものです。よく1杯分のお湯を沸かすには火を使うよりも電子レンジのほうが、早く経済的、かつ環境にもいいと言われるとおりです。

 特に寒い時期には、活躍してくれます。また、テーブルに布物があるだけでも暖かく感じます。
 紅茶をおいしく、経済的、環境にやさしくいただくために、ぜひ欲しいものです。

 なお、紅茶の淹れ方については、ホールのお菓子や紅茶をお買い上げのおきゃくさまに印刷したものを差し上げていますが、コラムの「おいしい!紅茶の淹れ方」でご紹介しています。このカテゴリーの最初にあります。どうぞ、参考になさってください。なぜ、1人分350ccかというもうひとつの理由も説明しています。

柄ちがいのティーコジー③

若草色の水玉のティーコジー.JPG

 紺の水玉のティーコジーの色ちがいです。
 写真で色が実際よりくすんで見えますが、少しグレーがかった若草色の生地に白の小さな水玉模様です。シャープな印象の紺に対し、こちらはさわやかですが、くつろげる色合いです。
 大きさ・価格とも紺の水玉のタイプと同じです。
 次に、この水玉模様のティーコジーに入るポットと一緒の写真を紹介します。どうぞ、ご参考に。

柄ちがいのティーコジー②

オレンジのティーコジー.JPG

 エメラルドグリーンのティーコジーが春・夏向きとすれば、こちらは秋・冬向きでしょうか。
 オレンジやレンガ色は、カップやケーキ皿にはあまりない色。テーブルの上にこんなあたたかみのある色があると嬉しいものです。
 大きさ・価格は梅の花と同じです。

柄ちがいのティーコジー①(反対側)

エメラルドグリーンのティーコジー・反対側.JPG

 エメラルドグリーンのティーコジーのもう一方の模様です。
 

柄ちがいのティーコジー①

エメラルドグリーンのティーコジー.JPG
 
 梅の花の模様のティーコジーの柄ちがい、さわやかなエメラルドグリーンです。
 サイズ・価格は梅の花と同じです。
 反対側の柄は次の写真で。

深緑のティーコジー・裏地

深緑のティーコジー・裏地.JPG

梅の花のティーコジー・裏地

梅の花のティーコジー・裏地.JPG

紺の水玉のティーコジー・裏地

紺の水玉のティーコジー・裏地.JPG

赤のティーコジー・裏地

赤のティーコジー・裏地.JPG

紺のティーコジー・裏地

紺のティーコジー・裏地.JPG

 サイトリニューアル後に販売するティーコジーの「裏地」です。
 以下の写真すべて裏地ですが、裏地にもひと手間かけ、同じ生地を使っても一点物になるよう作られています。
 このような紫の裏地に似合うのはどんな生地でしょう?
 表面の写真はいましばらくお待ちください。どうぞお楽しみに。

ミルクゼリーとアイスティー

アイスティーとミルクゼリー.JPG


 梅雨明けととともに、オーヴンを使うのが嫌になるほど暑くなりました。お菓子を焼くときは夏は25度に調節していますが、厨房は冷蔵庫と製氷機の排熱もあって暑いのです。いままで東京でもクーラーは冷えすぎて嫌いだったのに、ないとやっていけません。
 そんなわけで、オーヴンをあまり使いたくないとき作るのがミルクゼリー。生クリームだけで作るパンナコッタとはちがい、牛乳も使っているので、その分かるい仕上がりです。

 少しラム酒を入れていますが、上に添えるソースによって紅茶向きにも珈琲にも合うようになります。
 ソースには、プルーン、ベリー、メープルシロップがあります。そのほか、ルバーブやカラメルソースを作る予定です。いずれも紅茶には相性がよいものですが、珈琲にはメープルシロップとカラメルソースしかおすすめできません。
 ソースはご希望をお聞きしてから添えますが、すべて税込180円です。なお、ネットでの販売はいたしておりません。このほか、実店舗ではネットで取り扱っていないものも製作しています。

 写真は、お持ち帰り用のカップに作ったものに、ベリーのソースをかけたものです。(残念ながら、カップのゼリーをお皿に移しかえることはできません。)ベリーのソースは、キイチゴのピューレがベースですが、ほかにいちごとブルーベリー、キイチゴ、庭のジューンベリーで作った自家製のジャムと赤ワインを加えて、漉したもの。少々手間もかかっていますが、あり合せの果物で作ったジャムだけに同じソースはこのジャムがなくなり次第できません。やさしい味のゼリーにソースの甘酸っぱさが加わり、暑い日にはぴったりです。

 ちなみに、写真のアイスティーはディンブラ。水色(すいしょく=紅茶の色)を見ていただけるよう、ミルクは入れていませんが、クリームダウンせず、水色に濁りがありません。ディンブラ特有の赤みがかった茶色です。
 アイスティーはディンブラだけですが、単品やケーキセットのご注文の場合はグラス2杯分です。お代わりを注ぐまえに氷をお持ちします。大事なことですが、先に紅茶をグラスに注いでから氷を入れても、おいしいアイスティーにはなりません。また美しいアイスティーにもなりません。おまけに、ぽちゃんぽちゃんと水ハネの原因にもなります。ポイントは、氷いっぱいのグラスに一気に紅茶を注ぎ、急冷させること。どうぞ、遠慮なさらず、氷をお申し付けください。なお、食後のお飲み物にアイスティーをご希望の場合には、お代わりはありません。
 
 ご自分で淹れる場合は、コラムの「おいしい!アイスティーの淹れ方」をご参考に。ぜひ、お試しください!
 

お菓子と飲み物のおいしい組み合わせ u.アイスティー

さくらんぼのタルトとアイスティー.JPG

 ここしばらく5月らしい爽やかなお天気に恵まれましたが、きのうは雨。午後からよく降りました。
 そんな雨の日はお客さまが少ないので、ふだんなかなか出来ないことをやるには打ってつけ。ひさしぶりにタルトの生地を作りました。

 手が空いている間はだいたいお菓子を作っているのですが、その間にちょうどお客さまがお見えになることも当然あります。ドイツ語でRuehrteig リューアタイヒと呼ぶ、ruehren リューレン「かき混ぜて」作るタイプの生地は、途中で中断してもあまり問題はありません(なくはないのですが)。しかし、タルト生地は、ドイツ語のMuerbeteig ミュルベタイヒという名のとおり、生地がmuerbe ミュルベ「もろい」ので、中断は避けたいもの。また、片付が面倒なこともあって、私の場合、タルト生地の作業はどうしても時間と心の余裕があるときに限られます。
 しかし、タルトは、生地さえ作ってしまえば後はかんたん。ちょうど自分が食べたかったこともあり、さくらんぼに卵や生クリームなどで作ったソースを流して、軽いものを作りました。
 
 ところで、「お菓子に合わせて飲み物を選ぶ」方はまだあまりいらっしゃいませんが、おいしくお菓子をいただくにはやはり大事なこと。食べ物と飲み物の組み合わせに気を配るのは、ワインばかりではありません。紅茶と珈琲のように味と香りとが大きく異なれば、それに合うお菓子も当然異なるのです。珈琲一辺倒の方も紅茶党の方も、お菓子との相性を考えて飲み物を選ぶと、どちらもよりおいしくいただけると思います。ぜひ、以下の組み合わせを参考にしてみてください。
 このタルトの場合、生地が軽い上、さくらんぼの酸味があるので紅茶向けです。生地にアーモンドプードルやバター、砂糖を加え、甘みもボリュームもあるものならば、珈琲にも負けず、またさくらんぼの酸味が珈琲の味を損ねることもないと思いますが、この生地では難しいと思います。
 一般に、酸味のある(くだものを使った)お菓子や甘さを抑えた生地のお菓子には、私は紅茶をおすすめしています。苦味、香りの強い珈琲には、甘さやコクのある生地のお菓子でないと負けてしまい、お菓子が生きません。一方、紅茶は、アールグレーやラプサンスーチョンなど特殊なものを除いて、お菓子の邪魔にもならず、また酸味との相性もいいものです。例えば酸味のあるくだものの代表としてレモンを考えてみると、レモンティーはありますが、レモンを入れた珈琲はふつういただきません。アフリカ産など酸味が特徴の珈琲は酸味が味の深みを出しますが、過度に酸味が加わると「苦・酸っぱく」なり、おいしい珈琲でも、ましてやおいしいお菓子でもなくなってしまいます。
 ただ、どうしても珈琲が飲みたいという場合には、先にお菓子を選ばずに、珈琲に合うお菓子を選びます。珈琲には、やはりチョコレートや木の実を使ったお菓子がおすすめです。また、甘さがしっかりしていれば、くだものを使ったお菓子も大丈夫だと思います。
 
 なお、「モミの木」はTeestube テーシュトゥーベ 紅茶の店ですので、お菓子は基本的に紅茶向けの味です。紅茶はティーポットにカップ2.5杯分お出ししていますが、アイスティーの場合はグラス2杯分。2杯めを召し上がる前に氷をお持ちします。先におかわりの紅茶を注ぐとグラスに残っていた氷が溶けてしまい、紅茶が薄くなってしまいます。また、紅茶が入ったグラスにどぼんどぼんと氷を入れるのは、水ハネのもと。必ず、「2杯めを注ぐ前に」氷をお申し付けください!
暑い日には、紅茶がさっぱりさせてくれます。アイスティーというと、アールグレーを使うお店がよくありますが、これは、アールグレーはタンニンが少なく、アイスティーにしても白く濁りにくい(クリームダウンしにくい)ためのようです。しかし、アールグレー独特の線香に似た香りは好みの問題もある上、お菓子の風味の邪魔になることも多々。そのため、「モミの木」では、癖のないディンブラのアイスティーをお出ししています。淹れたての紅茶でもしっかり急冷すれば、色も濁らず、甘みのある香りも楽しめるのです。
 おいしいアイスティーの作り方は、06年8月16日のコラムで説明しています。どうぞ、そちらをご参考に。

茶漉しとTeewaermerテーヴェァマー

茶漉しとウバ.JPG

 先日茶漉しを紹介しましたが、注ぐと実際どれだけ茶葉が出るのか、その写真がありませんでした。

 22日は、大きな葉のルフナで入れました。茶葉が大きければカップには出ませんが、問題は細かい茶葉の場合です。きょうの写真はウバ。1杯めはこの程度ですが、2杯めにはポットを傾けることもあって、もう少し茶葉が出ます。どうぞ、参考になさってください。
 なお、この茶漉しのお蔭で、注いだ後ポットの口から滴が垂れることがありませんが、必ず先端をポットの口の真ん中に写真のように差し込んでください。先の部分が左右にずれていると、滴が垂れてしまいます。
 
 ところで、先日のコラムで触れたTeeweamerテーヴェァマーを久しぶりに使って、びっくり。ろうそくの火の上にあたる位置に沈んだ茶葉がぶく、ぶくっと音をたてて吹き上げられるのです。耐熱性のポットでも怖いので、結局いつもの布製のティーコジーに。布製は環境にやさしいだけでなく、目を離しても安心安全。ゆっくり、心行くまでお茶ができます。

茶漉しとティーコジーの話

茶漉しとルフナ.JPG

 「モミの木」で使用している茶漉しのご紹介です。

 紅茶のページのいちばん最後にある写真や、このコラムでお菓子を紹介するときに写っている写真もありますが、白磁のポットのため、わかりにくいようです。
 そこで、耐熱性のガラスポットに大きな茶葉のルフナを淹れた写真です。これでも水滴のせいでやっぱりわかりにくいかもしれませんが、ポットの口に引っ掛けている銀色のものが茶漉しです。

 茶漉しには、持ち手がついたオーソドックスなタイプからカップの縁にセットする回転式のもの、それにポットのなかにセットする円筒型のものまでさまざま。
 そんななか、この実用一点張りで、かわいいとも言えない茶漉しを「モミの木」で使っている理由は、
 まず便利なこと。ポットの口に差し込むだけです。細かいディンブラのような茶葉の場合、多少カップに出ますが許容範囲だと思います。写真のような大きな茶葉では、全く出ません。
 おまけに、ポットの口から出ている茶漉しの先端部分のお蔭で、紅茶の滴が垂れることもないのです!これが最大のメリットかもしれません。
 そして何より、420円(税込)と値段の手頃なこと。100円ショップのものは別として、この値段で買える、「ポットの口から紅茶が垂れない」茶漉しもないと思います。
 取っ手を持つオーソドックスなタイプの茶漉しには、素材もデザインもいろいろあって、思わず集めたくなってしまうものも多いのですが、必ず茶漉しを置く受け皿が必要です。また、茶漉しを受け皿に置く前に紅茶の滴がぽとっということもあります。「モミの木」では、ドイツの家庭に倣って、必ずテーブルにはクロスを掛けているので、紅茶のシミを作る危険のあるものは避けたかったのです。
 また、カップの縁にセットする回転式の茶漉しは、茶漉しと受け皿とが一体となっていてクロスにシミの危険は回避できるものの、使ったことがないと掛けにくいもの。お客さまが紅茶を入れるたびに飛んでいくわけにもいかないので、これも候補から外しました。
 それでは、ポットに金具やプラスチックなどでできた円筒型の茶漉しならば、茶漉しを置く際のクロスにシミの心配やカップに置きにくいという問題はないのですが、茶葉がジャンピングできず、うまく開かないという問題があります。これは、紅茶の味にかかわります。
 そんなときにネットで出合ったのが、この茶漉しです。ものを見ただけでは、そもそも何に使うのかも、またどうやって使うのかも、ましてやその便利さもわからないと思いますが、「モミの木」では堅実な女性のお客さまにいちばんの人気です。
 ポットの口の直径と長さとが合えば、紅茶以外にもお使いいただけます。

 ところで、この茶漉しはたまたまドイツ製ですが、これがドイツでポピュラーかと言うとそうとは言えないと思います。私がいた最初の家庭では紅茶はティーバックのみ、もう一方のハイディーの家では耐熱ガラスのポットに円筒型の茶漉しをセットして使っていました。
 また、ドイツでは、布製のティーコジーはTeehaubeテーハウベもしくはTeewaermerテーヴェァマーと言いますが、これもあまり使わないと思います。Waermerヴェァマーと言うと保温の働きをするものを指し、よくホテルなどで見かけるのはEierwaermerアイアーヴェァマー、ゆで卵を冷めないようにするカバーです。何しろ、アドヴェンツクランツをはじめとして、食卓には照明よりもろうそくを灯すほうが好まれるお国柄なので、ポットにはろうそくで温めるタイプのWaermerのほうをハイディーの家では使っていました。

 私もこのタイプのものをひとつ持っていますが、実は最初に滞在した家でクリスマスのプレゼントにもらったもの。ちょうど写真のポットに合う大きさです。今回は茶漉しがよくわかるよう布製のティーコジーを使いましたが、機会があればぜひ紹介したいと思っています。ろうそくの火が美しいのですが、ふだんはもっぱら布製のティーコジー。布製のものは、何度も使えて、保温力もあり、環境にやさしいものです。また、何枚かあれば気分によってデザインも楽しめ、少し気になる茶漉しの先端も隠してくれます。

 茶漉しの先が気になって迷っていらっしゃる方、ティーコジーで隠せば問題ありません。どうぞ、お試しくださいませ。

Fruechtekuchen ドライフルーツのクーヒェンu.生クリームと砂糖、飲み物の話

フリュヒテクーヒェン.JPG

 いまの時期だけしか作らない、ドライフルーツたっぷりのフリュヒテクーヒェン(お菓子)のご紹介です。

 粉よりも中身のドライフルーツとくるみのほうが多いお菓子です。どっしりした生地に、種々のドライフルーツとくるみの歯ごたえもあって、食べごたえがあります。生地には少しシナモンを入れているので、このような茶褐色をしています。

 ふつうドライフルーツのお菓子というと、いわゆるパウンドケーキの生地にドライフルーツを入れたものですが、こちらも一年を通してよく作っています。それには生クリームを添えませんが、これは生クリームと一緒にいただくととても美味。お菓子の味がしっかりしているので、砂糖を入れずにホイップした生クリームとコントラストが効き、非常においしくなるのです。生クリームには、間違っても砂糖は入れません!せっかくのコントラストがぼやけます。
 それに、保存料などの添加物の入っていない、上質な生乳100%の生クリームや、低温殺菌で処理された牛乳にはほのかな甘みがあります。スポンジ生地のお菓子をデコレーションする場合は別として、お菓子に生クリームを添える場合は砂糖なし。そうすると、生クリーム本来の味も楽しめるのです。

 また、このドライフルーツのお菓子には、飲み物もまずは砂糖なしでお試しいただいています。市販の飲み物の味に慣れているせいか、習慣的に飲み物に砂糖を加える方もいらっしゃいますが、私は、お菓子が主で飲み物は従、飲み物はあくまでもお菓子の引き立て役、と考えています。どちらも砂糖を入れては甘いもの。私が作っているのは、飲み物に砂糖を入れてちょうどよい甘さのお菓子ではなく、砂糖を入れない飲み物にちょうどよい甘さのお菓子なのです。ちょうど、和菓子と緑茶の組み合わせと同じです。もっとも、あんこほど砂糖は使っていないと思いますが…。

 ところで、いくら飲み物は引き立て役と言っても、お菓子に負けてしまっては物足りないもの。おいしいとは言えません。やはり、それぞれのお菓子に合う飲み物があるのです。
 そこで、お菓子をいちばんおいしく召し上がっていただけるよう、店内でケーキセットを召し上がるお客さまにはこちらで選んだ茶葉もしくは珈琲をお付けしています。どうしても飲みたい茶葉や珈琲がある場合は、それに合うお菓子をおすすめいたしますが、必ずしもお客さまが召し上がりたい飲み物とお菓子とが一致する場合ばかりではないかもしれません。あらかじめ、ご了承くださいませ。
 なお、ネットでケーゼクーヒェンなどのホールのお菓子をご購入のお客さまにも、店内と同様のおすすめの茶葉をお付けしています。1回分、ちょうどマグカップ2杯分、ティーカップならば2.5杯分の茶葉です。
 <ご参考:ケーゼクーヒェン(チーズケーキ)の場合はディンブラ、シュトロイゼルクーヒェンの場合はディンブラまたはルフナ(中身のくだものにより味が変わるため)、ショコラーデンクーヒェン(チョコレートケーキ)の場合はルフナ>
 写真では、お菓子に珈琲を合わせていますが、紅茶ではルフナをおすすめしています。ルフナはあまり日本には入ってこないスリランカの紅茶ですが、甘みのある香りで、タンニンも多く、飲みごたえがあります。そのため、このどっしりしたドライフルーツのお菓子とバランスがよく、釣り合いがとれるのです。また、もうひとつのおすすめは、メンソール系の香りのウバ。ウバのさっと切れるような辛みのある香りが、お菓子とよいコントラストになると思います。
 お菓子とのバランスをとるかコントラストをとるかですが、店内ではルフナとのセットが840円(税込)、ウバとのセットが890円(税込)です。どちらも、ミルクを入れても入れなくてもおいしくいただける茶葉です。
 ちなみに、パウンドケーキの生地にドライフルーツを入れたお菓子では、ディンブラで充分です。紅茶の味をご存知でしたら、お菓子の違いが想像できるかもしれません。

 とにもかくにも、このどっしり、食べごたえのあるドライフルーツのお菓子はこの時期だけ。ぜひ、お試しくださいませ。

新着ティーコジー⑦裏地u.紅茶の話

新着ティーコジー⑤裏.JPG

 茶に水玉のティーコジーの裏地です。

 裏ですが、こちらが表でもいいくらい。縮小した写真ではおそらくはっきりしないと思いますが、ティーカップの模様の下には、それぞれ英語で紅茶の名前が綴られています。例えば、Milk Tea, Dimbula Tea(ディンブラ), Ruhuna Tea(ルフナ), Assam Tea(アッサム), Kandy Tea(キャンディ), Nilgiris Tea(ニルギリ),Dooars Tea(ドアーズ)など。

 ちなみに、ニルギリは、インドの紅茶でクセがないため、単独で流通するより、主にブレンド用茶葉として用いられています。同様に、アッサムとダージリンの間の丘陵地帯ドアーズの茶葉も、大半がブレンドやティーバッグの原料にされ、ベルガモットの香りを加えてアールグレーに製茶される場合もあるようです。
 そのため、「モミの木」では、上記のディンブラ、ルフナ、キャンディのスリランカの紅茶のほか、アッサムもお出ししていますが、ニルギリとドアーズは取り扱っていません。実は、ドアーズは、この裏地を見て初めて名前を知ったのですが、アッサム同様政情が不安定らしく、地元の人しか立ち入れない場所も多いようです。

 それにしても、どうしてこちら側が表ではないのか?作っている本人に確認もしていないのですが、着物は渋好みなのに裏地に凝る江戸っ子趣味でしょうか?
 私など裏なのに人に見せたくなって、こうして紹介しているほど。
 親しい間のお茶なら、こうして、「ねぇ、見て見て!」と話題にされてもいいかと思います。
 ディンブラ、ルフナの簡単な説明は、買い物ページをご参考に。
 紅茶好きなら、絶対たのしいお茶になると思います。

 なお、こちらで紹介しているティーコジーは、「買い物かご」およびクレジットカードのご利用ができませんが、メールにて在庫のお問い合わせ→ご注文→振込みまたは代金引換にてお買い物が可能です。
 どうぞ、ご検討くださいませ。
 ティーコジーはすべて手作りの1点ものです。そのため、お手数ですが、まずお問い合わせをお願いいたします。特に確認したい点など、写真のアップも可能です。
 
 

新着ティーコジー⑦

新着ティーコジー⑤(茶色のテント型).JPG

 しばらく中断していたティーコジーのご紹介です。

 今回は、茶に紫がかったピンク(あるいは、うす紫?)の水玉模様のテント型。
 大きさは、広げたときの対角線の長さが28cm、高さ19.5cm。「モミの木」で使用しているポットにはちょうどいい大きさです。
 中綿の厚さは、ぶ厚いというほどではありませんが、ひとりでお茶をしながら、2時間ほど本を読んだりくつろいだりするには、問題ないかと思います。なお、このティーコジーにはポットマットは付いていません。ポットの下にテーブルクロスやランチョンマットを敷くと、いっそう保温の効果があり、テーブルを傷めることもありません。
 お値段は、2,625円(税込)。
 このティーコジーは、表はシックですが、裏地がかわいいので別に写真を載せます。
 どうぞ、ご検討くださいませ。

新着ティーコジー⑥ u.昨日20日の臨時休業のお詫び

新着ティーコジー⑧(リネン).JPG

 まずは、昨日20日は臨時休業にさせていただきましたこと、お詫び申し上げます。
 一時無理やり押さえ込んだ風邪が、定休日の庭仕事のせいかぶり返してしまいました。膝に力が入らず、自分でも呆れるほどよく寝ました。お越しいたただいたお客さま、どうもすみませんでした。

 さて、新着ティーコジーのご紹介です。
 このリネンのティーコジーも人気のタイプ。紅茶がさらに冷めにくくなるよう、ポットマット付きです。
 アースカラーに赤のラインですが、裏地はティーコジー本体・ポットマットとも、ラインよりオレンジがかった朱色の無地です。
 サイズは、本体22.5cm×高さ17.5cm、マット13.2cm×13.7cm。
 お値段は、3.360円(税込)です。
 ポットマットは、「モミの木」のように、テーブルにアンダークロスとテーブルクロス、さらにランチョンマットを使えば必要ありませんが、テーブルにクロスをお使いになっていない場合は、2つの理由からおすすめです。一つは紅茶を冷めにくくするためですが、もう一つはテーブルの保護のため。これは、紅茶を注いだ後ポットの口から落ちる滴を受けるというより、熱いティーポットを直に置いてテーブルに跡をつけてしまうのを防ぐためです。
 注ぎ口の滴は、拭きとるほうがラクです。あるいは、注ぎ口の直径、長さが合えば、「モミの木」で扱っているドイツ製の茶漉しを使うと、滴が垂れることもありません。茶漉しは紅茶のページのいちばん最後に紹介していますが、ときどきお菓子と紅茶の写真にも写っています。ポットの先から少し出っぱっているものです。10月24日のプルーンのジャムの話にも写真があります。

 なお、このところ新着ティーコジーや風邪の話が続きましたが、クリスマス関連の話題は、12月3日、5日、6日、9日、10日にあります。いずれまた、ドイツのクリスマスの話の時間も作ります。乞うご期待!

新着ティーコジー⑤

新着ティーコジー⑦(赤の植木鉢プリント).JPG

 新着ティーコジーのご紹介です。
 真っ赤な地に、白抜きのプリント。柄は植木鉢。元気になる配色です。
 オーソドックスな形で、写真のように白い無地のポットやカップでも、ティーコジーがあるととても明るくなると思います。
 サイズは、底辺24cm×高さ20.2cm。お値段も1.260円(税込)と大変手頃です。
 店舗は24日までの営業ですが、サイズが心配な方はお手持ちのティーポットを持参し確認なさってみてください。24日まではスピードくじなども行っています。クリスマス用のラッピングもできますが、お待ちいただくこともあります。ふだん使いにおすすめです。

新着ティーコジー④

新着ティーコジー④(サフアイァブルー).JPG

 少し緑とグレーが混じったような青い花とボタンが印象的なティーコジー。
 ただ残念なことに、サイズが少し小さく、底辺21.5cm×高さ17cmです。
 写真では、実際「モミの木」で使っているポットをかぶせていますが、このポットでは少々窮屈で、余裕はありません。ちなみに、「モミの木」のポットは、口から持ち手までの幅約18cm×奥行9cm×高さ11.5cmです。
 手前に写っている一回り小さなポットですと、ちょうどいい大きさです。ポットの大きさは、幅17cm×奥行8cm×高さ11.5cmです。
 ティーコジーの底は、内側に折り返して、手でかがっています。そのため、ミシンの縫い目がないのです。
 反対側も同じブルーの花模様ですが、少し花は小さく、写真でお見せしているほうが正面になります。
 裏地は、クリーム色の地にピンクや赤の幾何学模様です。
 お値段は、1,575円(税込)。サイズが合えば、お買い得です。どうぞ、ご検討くださいませ。
 

新着ティーコジー③

新着ティーコジー③オレンジ系.JPG
 
 ①②の色違いのティーコジーです。
 サイズ、お値段とも全く同じです。
 幾何学模様なので、季節も選びません。また、ブラウン系のテーブルやクロスにとても映えますし、白いテーブルやクロスでも地の色が白なので問題ありません。おしゃれなパターンだと思います。

新着ティーコジー②

新着ティーコジー②ブルー系.JPG

 引きつづき、新着ティーコジーの紹介です。
 このティーコジーも①と同じサイズで、底辺24cm×高さ17.8cm。ポットマットも13.5cm×13.5cmと同じです。お値段も同様に2,940円(税込)です。
 裏地もリバティープリント。
 裏地もご覧になって検討なさりたい場合は、どうぞご連絡くださいませ。

新着ティーコジー①u.2人分の紅茶の淹れ方

花柄のティーコジー(ピンクと赤の梅).JPG

 きょう、新しいティーコジーが9点入荷しました!!
これから1点ずつ写真を載せていきますが、まずは今回のいちばんのおすすめから。

 梅の花の模様が印象的な、半円形のティーコジーです。サイズは底辺24cm×高さ17.8cm。
 13.5cm×13.5cmのポットマット付き。内側も茶・黄・オレンジ色の小花のリバティープリントです。
 写真のとおり、モミの木で使っているポットにちょうどぴったり!このポットは、350cc分の紅茶(=ティーカップなら2.5杯分、マグカップなら2杯分)を淹れるのにちょうどよい大きさです。(詳しくは、「おいしい!紅茶の淹れ方」をご覧ください。)
 お値段は、2.940円(税込)です。同じサイズで、柄違いもほかに2種あります。(別に写真を載せますので、そちらをご覧ください。)

 「モミの木」のティーコジーは、すべて手作り。仮に同じ布地を使っても、デザインを変えて必ず1点物になるように作っています。
 ティーコジーは、紅茶の保温だけでなく、テーブルの上も心も晴れやかにしてくれるもの。
 寒い時期にはぜひ!あると断然ちがいます。
 そのほかのコラムの写真にもティーコジーが写っているものがありますが、実際2時間ほどいらしたお客さまのポットを片付けるときも結構温かいのです。多少冷めてしまっても、ティーコジーを使わない場合より電子レンジで温める時間も少なくてすみます。

 紅茶は、1杯だけ飲みたいときも、上記の分量で淹れたほうが淹れやすいので、後からチンのほうがおすすめです。それに何度もやかんを火にかける手間もありません。
 さらに、2人分700cc(=ティーカップ5杯分、マグカップ4杯分)淹れるときは、紅茶の分量はティーキャディースプーンもしくはティースプーンに3杯で十分です。茶葉を4杯も5杯も使う必要はありません。何杯も召し上がるなら、多めに淹れてティーコジー、冷めたらチンがいちばんラク。なおかつ、経済的です。

 なお、ネット経由でお買い物をご希望のお客さま、買い物かごの利用ができませんが、個別にメールでの注文はお受けできます。その場合、お支払いは代引きか郵便振替・振込になり、カードはご利用できません。
 新しいティーコジー、どうぞお楽しみに。

予告・ウバ入荷!ウバお試し期間

アーチの前の紅葉.JPG
 
 今週も営業日は、金曜の午前中以外お天気に恵まれ、おかげで西側のカエデがご覧のとおりです!
 きょうドアを開けた瞬間、紅葉が目に飛び込んできました。

 ほんとうは、ギフトセットの写真を撮ってお客さまにお知らせすべきところ、今週はその時間がありませんでした。申し訳ありません。お菓子を作らないと写真も撮れず、紅葉のようにはいきません。お菓子だけは作りましたので、明日写真が撮れればと思います。ただ、お菓子はまだもう少し詰めなければならない点があります。

 そのほか、もう一つ予告ですが、クオリティーシーズンのウバがようやく入荷します!
 ちょうどこんどの水曜日、11月1日は紅茶の日ですが、この日にぎりぎり間に合います。
 ふだん、「モミの木」では、チーズケーキとくだものを使ったお菓子には、ディンブラをセットでお出ししていますが、11月1日~11月5日にかぎり、ウバのお試し期間として、ご希望のお客さまに、ディンブラと同じ価格でご提供いたします。100g入りの茶葉もディンブラと同じ価格にいたします。
 香りにもいろいろ、甘い香りも辛みのある香りもありますが、ウバは、メンソール系の少し辛みのある香り。ポットにお湯を注ぐと、さっと乾いた、キレのある香りが立ち上ります。
 去年は、ウバにしては香りがおとなしすぎるものか、あるいは逆にメンソールの香りが強すぎるものしか入手できず、扱いを諦めましたが、今年はイメージどおりのウバです。
 私はこのウバがいちばん好きなのですが、おとなしい、甘みのある香りのディンブラのほうがお好みのお客さまもいらっしゃるかもしれません。そのため、「ご希望のお客さま」のみへのサービスです。
 
 このウバに合わせて、シュトロイゼルクーヒェンにドイツでは少し珍しいくだものを使おうと思っています。どうぞ、乞うご期待!

りんごのティー・オ・レ

りんごのティー・オ・レ.JPG

 昨日きょうと大荒れの天気。
 午後から雨は上がりましたが、こんな日は家でゆっくり過ごしたい、という気分の方が多かったようです。

 私も同じ気分でしたが、きょうは、やろうと思っていてふだんなかなかできない仕事、りんごのジャムを大量に作りました!
 ジャムは、りんごのほか、いちご、さくらんぼ、プルーンを自分で作りますが、りんごだけは電子レンジで簡単にというわけにはいかず、細かく刻んだり、すりおろしたり…と少々手がかかります。しかし、お菓子の隠し味としてどうしても必要なのです。そのほか、「モミの木」では、フレンチトーストの定番はラムレーズンですが、季節を味わっていただけるよう、フレンチトーストに使う場合もあります。
 きょう作ったのは、シンプルにりんごとレモンのものと、シナモンとバニラビーンズをも加えたものの2種。

 夜冷えて温かいものがほしくなり、ディンブラのミルクティーに、シナモンとバニラビーンズとが入ったりんごジャムとカルヴァドス(りんごのブランデー)、さらにホイップした生クリーム、シナモンを加えていただきました。(夜冷えたから、というより、もう作っている段階で、今夜はアレを飲もうと決めていたのですが。)
 夜何か口に入れたいというときに、甘いミルクティーはおすすめです。それこそ、「ほわほわっと」温まるやさしいもの。私は、ふだんお菓子と一緒にいただくときには砂糖は入れませんが、いまからお菓子は…という時間には砂糖の力を借ります。
 このように、いつものミルクティーにジャムを入れるときには、ジャムを電子レンジで少し温めるのがポイント。ジャムが冷たいと、「あったまる~」という状態にはなりません。もっとも、そんなときには、電子レンジで紅茶を温めてしまえばいいのですが、生クリームを入れた後ではせっかくの生クリームが…、となります。
 ちなみに、茶葉とりんごのスライスを一緒に煮だして、ミルクティーにする方法もありますが、後から鍋を洗うのが大変です。

 どんなジャムを使うか、どんなアルコールを使うか(使わなくてもいいですが)は、お好み次第。ミルクを入れないほうがいいものもありますが、寒い夜は試してみるいい機会です。いずれにしても茶葉は、おとなしいディンブラがおすすめ。クオリティーシーズンのウバでも、アッサムやルフナも、ましてやダージリンやヌワラエリヤは、紅茶のほうが強すぎて、ジャムの風味を楽しめないと思います。
 「モミの木」では、フレバードティーは扱っていませんが、ジャムのほか、くだもののスライスで、いつもの紅茶にアクセントを加えることができます。私もアップルティーやアプリコットティーによろこんでいた時期がありましたが、結局、途中飽きてしまいがちなフレバードティーより、飽きが来なくて応用が効く茶葉がいちばん、と思うようになりました。
 
 では、,,Schoenen Abend noch ! "(シェーネン アーベント ノッホ!)。 ドイツ語で、おやすみなさいは
,,Gute Nacht!"(グーテ ナハト!)、ほかに,,Traeume gut!"(トロイメ グート!)などを使いますが、これらは本当にベットに行く前に使う言葉。夜、食事や趣味の集まりなどの別れ際には、結構遅くても、「まだまだ楽しい夜を!」の意味で冒頭のような言葉を贈ったり、贈られたりします。ドイツでは、週末いい歳の大人が夜遊びをして帰るのが遅くなりますが、別れ際にこんな言葉をかけられると嬉しいものです。

 カルヴァドスの入ったミルクティーを飲んだはずなのに、秋の夜長を楽しんでしまいました。
 ,,Also, dann, schoenen Abend noch!Tschuess!"

ウバの入荷についてu.トチノキの黄葉

黄葉と3時の空 (トチノキ 9月25日).JPG
 
 お待たせしているクオリティーシーズンのウバですが、入荷は早くて10月の20日すぎの予定です。もうしばらくお待ちくださいませ。
 
 例年クオリティーシーズンのウバの販売は9月20日ごろですが、今年はスリランカも雨の影響を受けました。
 スリランカ南東部の山岳地帯のウバでは、7~9月が乾季。そこに強い季節風が吹くと、茶葉の水分は減りますが、ポリフェノールなどの成分は凝縮され、あの、ウバのクオリティーシーズン独特の、メンソール系の辛味を帯びた香りと強い渋味とが生まれるのです。(ゆえに、ダージリン、中国のキーマンとともに、世界三大銘茶とされています。)
 
 お湯を注ぐと、さっと立つ、キレのある香り・・・。昨年は、メンソールの香りの強すぎるものか、あるいはまったく香りのおとなしいものしか入手できず、販売を諦めたのですが、今年はどうでしょうか?
  「モミの木」では、クオリティーシーズンのウバらしい香りが楽しめ、かつ一緒に口にする食べ物の邪魔をしないものをお届けしたいと思っています。また、私がいちばん好きな茶葉でもあります。そのため、気に入ったものがなければ、今年も販売見送りとなるかもしれません。悪しからず、ご了承くださいませ。
 
 写真は、先日西隣の公園で撮ったトチノキです。昨日外出した際、黄葉している木を探しましたが、ほかには台原森林公園のカツラのみ。まだ、どこの雑木林も青々しています。田んぼは黄金色でしたが、稲刈りは例年通りなのでしょうか?長雨と日照不足のため、プルーンが遅れたことには以前触れましたが、ウバも遅れて、お米は?と少し心配になりました。
 まずは、上等のウバをお届けできますよう・・・。

茶葉と紅茶グッズのセール!!

 お待たせいたしました!
 
 年に1度の茶葉ならびに紅茶グッズのセールを実店舗にて、8月24日(木)~9月3日(日)まで行います。(,勝手ながら、ネットショップではセールを行いません。)

 セール、セールといっても、たいした額ではないのですが、
 \500~\999   の商品を一律 \50引き
 \1,000~\1,999 の商品を一律 \105引き
 \2,000~\2,999 の商品を一律 \210引き
 \3,000~\3,999 の商品を一律 \315引き        といたします。
 なお、\500未満の商品のセールにつきましては、ご容赦くださいませ。

 欲しかったティーコジーがある方、どうぞ、この機会にご利用くださいませ。サイズが心配な方は、実際ご自分のポットやサイズのメモをお持ちになって、確認なさってください。
 「モミの木」のティーコジーは、すべて一つ一つ手作り。たとえ生地が同じ柄でも、デザインやサイズ、裏地やワンポイントなどを変えて、すべてが一点物になるよう製作しています。
 ティーコジーは、いまの時期はあまり必要ではありませんが、秋から春にかけてはかかせません。
 ティーコジーを使ってお茶が冷めなければ、何度もお茶を淹れる手間も省け、その分、省エネにもなるうえ、なんといっても、ゆったりとお茶が楽しめます。
 ポットのお茶の保温の役目はもちろん、テーブルコーディネートのポイントにもなります。
 ぜひ、この機会にどうぞ。
 
 また、茶葉も、ディンブラのほか、ルフナ、ヌワラエリヤも50gパック、100gパックが対象です。
 「モミの木」では、チーズケーキやくだものを使ったシュトロイゼルクーヒェン、またパウンドケーキなどにはディンブラをおすすめしているため、ルフナやヌワラエリヤをおすすめする機会があまりありませんが、どちらも大変おすすめです。
 
 まず、何か1種類試してみたいというかたには、ディンブラをおすすめしますが、
 もし、軽い飲み口よりもしっかりしたものを1つというご希望があれば、ルフナをおすすめします。
 ルフナは、ディンブラと同じく、もとはインドのアッサム種をスリランカに植えたもの。
 アッサムと同じようにボディーがある紅茶ですので、砂糖やミルクをたっぷり入れても、紅茶が負けることがありません。おまけに、あまり渋くならないため、ミルクを入れなくてもおいしく召し上がっていただけます。
 ルフナのおすすめは、本来は珈琲と相性のよい、チョコレートやナッツを使った香ばしいお菓子。(「モミの木」のお菓子では、チョコレートケーキやマフィン、バナナとくるみのシュトロイゼルクーヒェンなどです。)こういったお菓子には、ディンブラよりもルフナのミルクティー。お菓子に負けることなく、風味をいっそう引き立てます。また、くだものを使ったお菓子に合わせる場合は、お好みですが、少し軽めに淹れるといいと思います。
 なお、ルフナの茶葉は大きいため、5~6分は蒸らしてください。そのため、一刻でも早く飲みたい!という方には不向きですが、淹れてもすぐ飲めなかった場合でも渋くて困ってしまうことがありません。(ただし、使う茶葉の分量にもよります)
 詳しくは、「おいしい!紅茶の淹れ方」をどうぞ!

 ヌワラエリヤもスリランカの紅茶ですが、ディンブラなどと異なり、原種は中国種。
 同じく中国種をインドに植えたダージリンに似た風味で、青臭さもあるため、ミルクティーにはおすすめできませんが、麦茶代わりにアイスティーに作りおきするのがおすすめです。
 どうぞ、「おいしい!アイスティーの淹れ方」を参考になさってください。

 ぜひ、ぜひ、この機会にどうぞ。ゆっくりなさるお時間のない方も、お買い物だけでもかまいません。
 お待ちいたしております。

おいしい!アイスティーの淹れ方

 どうぞ、この方法でおいしいアイスティーに挑戦してみてください。もし、何かわかりにくいところがありましたら、お気軽にお問い合わせください。HPにお問い合わせフォームもありますし、直接sendaimominoki@aol.comまでどうぞ。
 なお、「モミの木」のいちばん人気のディンブラを、チーズケーキお買い上げのお客さまに一袋(下記のレシピ1回分)お付けしております。
 後味すっきりのアイスティーをご自宅でもぜひ!


 *おいしい!アイスティーの淹れ方*

 出来上がり・・・・・・グラス2杯分(「モミの木」では1人分ですが、1人1杯ずつならば2人分)
 注ぐお湯の量・・・・・240cc
茶葉の量・・・・・・・・ティースプーンまたはティーキャディースプーン2杯
             茶葉が細かければすりきり、大きければ山盛り
             (ちょうど、チーズケーキにお付けしている1袋分です)
 おすすめの茶葉・・・ディンブラ(ミルクを入れても入れなくても)、ヌワラエリヤ(ミルクなしで)

※アイスティーには、出来上がりの水色(すいしょく)が白く濁りにくいため、アールグレーがよく使われますが、独特の線香のようなにおいは好みがあると思います。
 「モミの木」では、ミルクを入れても入れなくても美味しく、種々の食べ物とも相性のよいディンブラを使用していますが、ディンブラよりもタンニン(渋みの素)が少なく、水色が濁りにくいキャンディというスリランカの茶葉もあります。ただ、ミルクティーの場合は物足りないと思います。
 ディンブラはいわゆる紅茶らしい紅茶ですが、同じスリランカでも高地の産地ヌワラエリヤは、ダージリンと同様に原種の茶の木が中国種のためか、緑茶やウーロン茶に通じるような風味があります(ディンブラの原種はアッサム)。そのため、ヌワラエリヤはミルクティーにはおすすめできません。簡単な別の作り方もあります。どうぞ、お試しを!

① コラム別項の「おいしい!紅茶の淹れ方」を参考にお湯を沸かし、紅茶を淹れる。ただし、ホットの場合とは注ぐお湯の量が異なるので注意。240cc。

② 茶葉の大きさに応じてよく蒸らしたら、別の容器に紅茶を漉す。茶葉が水分を吸収するので、200ccくらいになる。

③ この半量を、氷を7~8個入れたグラスに一気に注ぐ。

④ ミルクティーの場合は、そのまま好みの量のミルクを入れて出来上がり。
  ミルクを入れない場合は、そのままでは濃いので、10~20ccの水で調節。

※ アイスティーのポイントは、紅茶を急冷すること。そのため、上記の分量では氷が7~8個必要です。少なすぎると、氷が解けすぎてしまい、味も薄く、生ぬるいものになってしまいます。
  また、白く濁らない、クリアーなアイスティーにこだわるならば、②の一手間で失敗がなくなりますが、見た目をこだわらなければ、直接氷に紅茶を注いでも大丈夫だと思います。


 **かんたん!!ヌワラエリヤのアイスティーの作り方**

① ヌワラエリヤ10gに「水」1Lを入れ、「常温」で7~8時間置く。

② 茶葉を漉して、冷蔵庫で冷やせば出来上がり。味を見て、濃ければ水で調節を。

※ ヌワラエリヤの風味が生きる、麦茶代わりにおすすめです。ミルクティーには向きません。  

おいしい!紅茶の淹れ方

●基本の分量…
 一人分=注ぐお湯の量350cc=ティーカップ2杯半分=マグカップ2杯分

●好みの茶葉…
 ティースプーンまたはティーキャディースプーン2杯
 茶葉が大きければ山盛り、小さければすりきり。
 ティースプーンはコーヒースプーンよりもひとまわりほど大きなサイズ。 
 コーヒースプーンしかないときは、多めに加減を。
※イギリスでは、ティーカップ1杯につき、ティースプーン1杯の茶葉と言われていますが、硬水と軟水との違いがあり、軟水の日本ではミネラル分が少ないため硬水よりお茶の味がストレートに出ます。そこで、お湯の量を多めにしています。

●牛乳………
 できれば、「低温殺菌牛乳」をぜひ!
※ドイツやイギリスなど大半の国々では、牛乳の風味を損なわない65℃前後で30分じっくり殺菌されたものですが、日本の牛乳の主流は120℃ほどの高温で約2秒間殺菌されたもの。ときに、たんぱく質の焦げたような硫黄臭、卵をゆですぎてしまったときのような臭いのするものがありますが、低温殺菌牛乳には牛乳本来の甘い風味があります。ぜひ、お試しを。

①ポットとカップはあらかじめお湯で温めておく。
②蛇口から勢いよく出した水を多めに火にかけ、強火で一気に沸かす。
※やかんに残っていた水には酸素があまりないので、茶葉がうまくジャンピングできません。また、沸かす量が少なくても、茶葉がうまくジャンピングしません。やかんに残っていたお湯や水は、ポットなどを温めるのに使ったり、もしくは、そこに汲みたての水を多めにたして沸かしてください。
③お湯が沸きはじめたら、ポットの保温用のお湯を捨て、基本の分量の茶葉を入れる。
④お湯の表面に500円玉ほどの泡がぽこぽこ出たら、一気に注ぐ。350cc。
⑤茶葉の大きさにあわせて蒸らせば、出来上がり。
※目安は、茶葉や好みにもよりますが、小さな茶葉で3~4分、大きな茶葉で5~6分。渋くなってしまったら、ミルクやお湯をカップに差して調節を。

  どうぞ、楽しいお茶の時間を!

*同様に、茶葉2杯にお湯240ccを入れて蒸らしたものの半量を、氷を7~8個入れたグラスに注げば、おいしいアイスティーの出来上がり。なお、氷に対して熱い紅茶が多すぎると薄くなりすぎます!ご注意を。